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バス停地名学のすすめ

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2008.08.03
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カテゴリ:中央区
バス停データ
◆所在地:中央区 ◆路線:都営バス[錦11]系統

みなさん、こんにちは。

築地と錦糸町を結ぶ都営バス[錦11]系統は、都電36系統の代替として昭和46年に開通した路線です。主に新大橋通りを走りますが、他系統との併走区間の少ない目立たない路線で、都電時代の郷愁を引きずったまま、かろうじて生き残ってきたという印象が拭えません。平成15年の地下鉄半蔵門線延伸開業により、中央区エリア対錦糸町という意味では、その存在感はさらに薄れ、現在では運転本数も少なく、築地での乗り場も探すのにひと苦労という状況です。

正式には築地駅前というバス停が、新大橋通り上の地下鉄築地駅入口そばに立っています。これを静かに発車したバスは、すぐに一本裏道にあたる平成通りを北上していきますが、新富町を過ぎ、鍛冶橋通りと交差する桜橋交差点手前まで来ると、桜橋バス停に到着します。

バス停のすぐそばに、東京都下水道局の桜橋ポンプ所がありますが、そこがかつての桜橋の跡地です。橋の下を流れていたのは桜川で、江戸時代から「八丁堀」と呼ばれた水路といえば、ご存知の方も多いでしょう。外濠から東へ流れた京橋川の延長にあたり、高橋南側で亀島川に合流しました。八丁堀とは、堀の長さがおよそ八丁(約900メートル弱)あったことによりますが、時代劇などで「八丁堀の旦那」といった呼び方をよく耳にするのは、この堀の近くに与力同心の組屋敷が多かったことによるといいます。

桜川の名は明治13年からのもので、現在の首都高速都心環状線下を流れていた楓川に対する命名といわれ、明治10年架橋の桜橋は、その川名に因んで名づけられました。暗渠化は昭和30年代から進められ、40年代後半にはほぼ完了していたとされます。

(次回へつづく)

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最終更新日  2008.08.03 23:24:15
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