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ザ・スーパー・ポップ宣言

甘茶ソウル入門

甘茶ソウル入門の部屋

A GUIDE TO SWEET SOUL

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「甘茶ソウル」とは、70年代を中心に栄えたアメリカの黒人ポピュラー音楽の一つ「ソウルミュージック」の中で、特に甘めの曲調を持ったバラード系の曲を指します。概ねファルセット(裏声)ヴォーカルにコーラスを伴うことが多く、男性の4、5人のグループ又は個人という編成が多いです。日本においては「スウィート・ソウル」と呼ぶことの方が一般的ですが、テリージョンスン(湯村輝彦)氏らが専門書「甘茶ソウル百科事典 / ブルースインターアクションズ(1998/01)」を発行することによって、「甘茶ソウル」という呼び名も広く定着してきたようです。

このページでは「甘茶ソウル」を全く聴いた事がない人、聴き始めたばかりの初心者の方に向けて、基本、定番曲の数々をご紹介いたします。なお、その際に映像投稿サイト「YOU TUBE」にアップロードされている映像も併せてご紹介致しますので、是非ご参照下さい。他にもオススメの映像がありましたらどうかご紹介下さい。なお、その際はこの記事に「返事を書く」(コメントする形)でお願い致します。後に私が手作業でこのページにデータを写させて頂きます。よく分からない、又は面倒なようでしたら掲示板の方でも結構です。

【注意点 その1】「YOU TUBE」映像はあくまで参考程度にお考え下さい。実際にCDなど正規音源で聴くのとではかなりの違いがある場合が多いです。1.音質 2.収録時間 3.歌唱内容の出来不出来 4.バックサウンドの違い 5.映像が伴うことによる先入観/偏見 6.PCスピーカーの再現能力 などなど様々な要因により正規音源とはかけ離れた内容になっている場合が多々あります。折角の名曲の数々がそういった要因により、不幸にもつまらなく感じられ、実際に正規音源を耳にされず終いとなってしまっては本末転倒です。

【注意点 その2】リンク先の「YOU TUBE」映像は諸般の事情で削除されてしまうことがありますが、将来的に再度アップロードされる可能性があるためリンク先が実際には消えている場合でも、ご紹介頂いたもの(曲名/アーチスト名及びリンク先)はそのまま残してあります。

【注意点 その3】「YOU TUBE」で映像を見る際に、そこで様々なバナー広告が出現しますが、悪質なものも多いようですのでむやみにバナーをクリックしないようにしましょう。

【甘茶ソウル入門、この一曲】

BAND OF GOLD / LOVE SONGS ARE BACK AGAIN LP「BAND OF GOLD」(DANCE 206870)'85

BAND OF GOLD.jpg

甘茶ソウルを知るのに一番手っ取り早いのが、甘茶ソウルのヒット曲をメドレーでカバーしたこの曲。約11分と長いですが、代表曲ばかりですので初心者には最適ですね。かといってこの曲が甘茶ソウルの代表曲かというと決してそんなことはなく、あくまでもヒット曲の美味しいところをツマミ食いした反則技的な曲ですのであくまでご参考まで。因みに歌われている曲は次の通り。

BAND OF GOLD / LOVE SONGS ARE BACK AGAIN

1.LOVE SONGS ARE BACK AGAIN / BAND OF GOLD (ORIGINAL)
2.Let's Put It All Toghther / Stylistics
3.Oh Girl / Chi-Lites
4.Betcha By Golly Wow / Stylistics
5.Walking In The Rain With The One I Love / Love Unlimited
6.Side Show / Blue Magic
7.Have You Seen Her / Chi-Lites
8.Reunited / Peaches & Herb
9.You Make Me Feel Brand New / Stylistics
10.Kiss And Say Goodbye / Manhattans
11.LOVE SONGS ARE BACK AGAIN / BAND OF GOLD (ORIGINAL)

BLUE MAGIC / SIDE SHOW

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ブルーマジックは70年代を中心に活躍したコーラスグループです。この「SIDE SHOW」という大ヒット曲もあり、一般的にはスウィートソウルの代表的グループと位置づけられています。然しながらそのポピュラリティの高さ=ソウル色の薄さより、濃い甘茶ソウルファンにはかなり軽んじられている存在とも言え、かく言う私も全く食指が動かないグループです。

代表曲は他に「Three Ring Circus」「Just Don't Want to Be Lonely」といったところですが、個人的にはこの「SIDE SHOW」の一発屋的印象が強いですね。やっぱりどれも大味なメロディと当たり障りの無いアレンジ、耳障りの良い=癖の無いヴォーカルが共通項と言えますね。スウィートソウルの入門篇としてどうぞ。

DELFONICS / DIDN'T I (BLOW YOUR MIND THIS TIME) (PHILLY GROOVE 161)'69

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フィラデルフィアのヴォーカルグループ、デルフォニックスのLa La Means I Love Youに次ぐ70年のヒット曲。アレンジと作曲はフィラデルフィア・ソウルの重鎮トムベル。ホルンのような温かみのある音色が高らかに響くイントロは品の良さと平和な空気感、そして過剰なまでの甘さを醸し出します。続いてリード・ヴォーカルのウィリアム・ハートが「I gave my heart and soul to you, girl」と歌い、コーラスが「Didn't I do it baby, didn't I do it baby?」と続く、といったスタイルで曲は展開していきます。ヒット曲だけあってサビのポピュラリティもいいけれど、出だしのこの部分にこそ痺れて欲しい。

時折ファルセットぎみになったり、遠吠えを入れたりするウィリアム・ハートの甘い声質のリードはどこをとっても聴き応えがある魅力的なものだし、グロッケンの煌めきやストリングスの華やかなども後のフィリーソウルの原型とも言える優雅で甘い世界を作り上げています。卓越した甘茶センスを持つトムベルと彼らの出会いは必然だったのかもしれませんが、我々スウィートソウル・ファンにとって非常に幸運な出来事でしたね。

「YOU TUBE」で聴けます。

FIRST CLASS / COMING BACK TO YOU (ALL PLATINUM 2372)'77

FIRST CLASS  COMING BACK TO YOU.jpg

スウィートソウルの中心地ニュージャージのソウルグループのヒット曲。プロデューサーにもGEORGE KERRとSYLVIA ROBINSONという巨匠が名を連ねており、まさしくスウィートソウルを代表する曲と言えます。こってりと濃密で甘く優しい唱法に、キャッチーで大甘なメロディを持つ泣き節曲。アナログな電話のベルが鳴り、女性へ語りかけていくという設定の凝った作りの曲。途中に電話オペレーターの声が入ったりと、こうした擬音が入るというのも甘茶ソウルの特徴の一つで、甘いムードや臨場感を出すのに一役買っています。アルバム「FIRST CLASS (SUGAR HILL 255)'80」収録のアルバムバージョンでは出だしにコイン投入、ダイヤル回しなどの擬音も入り、よりムードが出ています。

「YOU TUBE」で聴けます。

FLOATERS / FLOAT ON LP(ABC AB-1030)'77

floaters.jpg floaters pc.jpg

77年の世界的大ヒット曲。ゆったりとしたリズムに甘い雰囲気の曲調でLPバージョンは約12分にも及ぶ。語りやコーラス中心で歌があまり無いのが特徴的な甘茶ソウル。個人的にソウルの入門の最初期に聴き慣れ親しんだ曲で、その分かりやすい内容からかすぐに飽きてしまいましたが、数年に一度ぐらい聴くとその甘いムードに思わず聴き入ってしまう。

たしか2006、7年ぐらいだったと思うがビルボード誌か何かのアンケートで「最も(歌詞が)馬鹿馬鹿しい曲」というニュアンスのアンケートの第一位になったはず。確かに歌詞は「星座名と名前などの自己紹介をして女の子の好みを語る」というもの。個人的には甘茶ソウルの歌詞に中身など全く求めていないけど、これは確かにあまりにも内容が無さ過ぎるかも。これを王様よろしく直訳ソウルで演られたら恥ずかしくて聴いていられないでしょうねえ。ただ幸いにも私は日本人で英語が素で頭に入ってくるワケではないので、全く気恥ずかしくなくこの曲を楽しむことが出来ます。ああ、日本人で良かった。

FLOAT ON の歌詞

FLOAT ON の映像

INTRUDERS / I WANNA KNOW YOUR NAME (GAMBLE 2508)'73

INTRUDERS  I WANNA KNOW YOUR NAME 2.jpg INTRUDERS

フィラデルフィアのグループ、イントゥルーダーズの73年のヒット曲でアルバム「Save The Children」収録。生音の響きを活かしつつも華やかな雰囲気を持ったバックサウンド、温かみのあるコーラス、そしてとぼけた雰囲気のリードヴォーカルが特徴的。「君の名前を知りたい」なんて恋愛初期の純粋な想いと牧歌的で平和な雰囲気漂う空気が如何にも70年代初期という感じでイイのです。メロディも分かり易いので70年代スウィートソウル及びフィラデルフィア・ソウル(略してフィリーソウル)の入門篇としても最適ですね。

「YOU TUBE」で聴けます。なお同じく「YOU TUBE」にあるWHISPERSによるカバー版を聴いてみると、バックの音は一聴すると豪勢になっているものの変に機械臭が漂い、クセの無いヴォーカルも味わい・引っ掛かりに欠け、全体として洗練されたムードも却って味気無いものになっています。ここの部分が70年代スウィートソウルと80年代以降のR&Bとの大きな違いなのですが、イントゥルーダーズ版により魅力を感じられるかどうかが甘茶ソウル中級篇への試金石となっていると言えるでしょう。

ISLEY BROTHERS / I ONCE HAD YOUR LOVE(AND I CAN'T LET GO) LP(T-NECK 37080)'81

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70/80年代黒人音楽を代表するヴォーカル&インストゥルメンタル・グループのアイズレー・ブラザーズ。本国アメリカではEARTH,WIND&FIREと並ぶほどの人気だったとか。彼等の経歴は古く、実に多くのアルバムを残しています。ファンクにもスウィートにも良曲が多く、それらをそれぞれ「GROOVY ISLEY」,「MELLOW ISLEY」として纏めたフリーソウル橋本徹氏監修のベストアルバムも出ています。彼等のスウィートものは他にも良曲があるので必ずしもベスト選曲とは言えないけれど初心者の方にはまずは無難な内容かも。

T-NECKでの通算19枚目のアルバム「GRAND SLAM」収録のこの曲は、甘く淡い空間的拡がりを感じさせるバックサウンドが特徴的なスウィートソウル。冒頭のコーラスの第一声がなんともムーディーで洗練された大人の甘い恋愛世界を思いおこさせます。全体に流れる穏やかで上品な空気にソフトなヴォーカル、そしてムードだけじゃなくしっかりと内容の伴ったきれいなメロディラインが素晴らしいですね。かなり高品質な内容ですがヴォーカル含めて取っ付き易いクセの無い内容で甘茶ソウル初心者の方にもうってつけかと思います。「YOU TUBE」で聴けます。

MANHATTANS / KISS AND SAY GOODBYE '76 LP(COLUMBIA 33820)

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マンハッタンズの代名詞的ヒット曲で通算7枚目のアルバム収録。ニューヨークのマンハッタン島からとったと思われるグループ名だけど、彼らは実際はニュージャージーのグループ。日本で言えば埼玉辺りのグループが「山の手ズ」とか名乗ってるみたいなものか。ちょっとダサイな(笑)。ただそんな彼等の上昇志向、センスアップがうまく結実し、見事な様式美を持った曲を作り上げた事もまた事実。

ベースシンガーの甘く渋い語りから始まり、スウィートソウルとしては癖の無いテナーリードが情緒的なメロディを気負うことなく歌い上げます。適度に洗練されたサウンドと甘いムードを醸すコーラス等にくどさは無く、全体としてかなり万人受けする聴きやすい作り。甘茶ソウルの入門編としては最適と言えるでしょう。個人的には彼等については初期の未だ垢抜けない頃の作品の方が好きで、ここまで洗練されてしまうと味気なく感じてしまうのですけどね、、、。「YOU TUBE」で聴けます。

MOMENTS / LOVE ON A TWO-WAY STREET '68 (STANG 5012)

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甘茶ソウルの最重要地、ニュージャージー発の70年のヒット曲でビルボードのチャートでは3位(ソウルでは1位)を記録。名実ともに甘茶ソウルの代表曲と言える作品です。68年の彼等の1STアルバム「NOT ON OUTSIDE,BUT ON THE INSIDE,STRONG!」に収録されていますが、ベスト盤やコンピなどでも容易に聴くことが出来ます。

甘茶ソウルの入門編として考えると「甘く切なくやるせなく」という甘茶三原則に沿った王道曲とも言えますね。ただしリードが少しクセのあるファルセットであること、何となくスカスカしてて全体としてもっこりとしたサウンドであること等からCMソングにも使われる事のあるSTYLISTICSほど彼らが広く受け入れられることは無さそう。「だが、そこがいい!」と感じられるようなら本格的に甘茶ソウルに入っていけるという登竜門的側面も持ち合わせた曲とも言えましょう。

Wikipediaにこの曲の項目があります。「YOU TUBE」で聴けます。

Smokey Robinson / Baby Come Close (TAMLA 54239)'73

Smokey Robinson Baby Come Close ep.JPG Smokey Robinson smokey.jpg

73年のソロアルバム「SMOKEY (TAMLA 328)」収録。静寂で冷えた真夜中の空気。闇夜に響く神聖なオルガン、シンセ、弦の音色。トロリとした甘みのあるギターにスモーキーの優しい歌声、美しいメロディ。実にクワイエット・ストームという言葉が似合う極上のスウィートソウル。

Smokey Robinson - Baby Come Close

STYLISTICS / You Make Me Feel Brand New (AVCO 4634)'74

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スタイリスティックスの3RDアルバム「Rockin'Roll Baby (AVCO 11010)」収録曲。ソウルというよりもポピュラーヒットとして有名ですね。有名なサビのメロディはファルセットだし、コーラスも付くし、情緒的で甘めのメロディということで典型的な甘茶ソウルと言えます。特にこの曲はキャッチーで馴染みやすいメロディとクセの無いあっさりとしたヴォーカルとで大衆性が高く、甘茶ソウルの入門編としては最適と思います。

かといってプロデュースはフィラデルフィア・ソウル(フィリーソウル)の重鎮トム・ベルなので、冒頭からエレキシタールがビヨーンビヨーンと鳴り響くサウンドなんかはしっかりとした作りで、遥か昔にこの曲を卒業してしまった私でも、たまに聴きかえしてみると、少し胸にときめく物が有ります。卒業という言い方もオカシイですが、この曲なんかを入り口に甘茶ソウルの奥深ーくに入り込んでしまうと、どうしてもリード・ヴォーカルのあっさり味やポピュラー色の高い・あまり黒人色の濃くないメロディに飽きが来ちゃうんですよね。

「YOU TUBE」でこの曲を聴くことが出来ます。

尚、この曲には多くのカバーが存在しますが、山下達郎が「ON THE STREET CORNER 2」でカバーしたアカペラ版は、原曲のムードを損なうことなく独自解釈した味付けが秀逸でオススメです。



【甘茶ソウル入門コンピ、この一枚】

THE SOUND OF PHILADELPHIA '73 (SONY SRCS 6494)

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1. Love Train - The O'Jays
2. I'll Always Love My Mama - The Intruders
3. It's Forever - Ebonys
4. Slow Motion - Johnny Willliams
5. Super Groover(All Night Mover) - Talk Of The Town(Featuring John & Gene)
6. Me And Mrs.Jones - Billy Paul
7. If You Don't Know Me By Now - Harold Melvin & The Blue Notes
8. Stay With Me - The Futures
9. Regina - Bunny Sigler
10. Family Affair - Mfsb Featuring Leon Huff

このページで取り上げている大ヒット曲の6や7が入っていて入門編には格好のオムニバス。おまけに3という超絶品甘茶や1のような元気の良いフィリーダンサーまで収録されていてオススメなのですが、一時国内でCD化されたものの既に廃盤のようです。



【「YOU TUBE」で聴く、甘茶ソウル入門】

BILLY PAUL / Me And Mrs.Jones

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ビリーポールのこの曲は72年の大ヒット曲。フィラデルフィア産のこういったソウルは略してフィリーソウルと呼ばれ、70年代に一大ムーブメントとなりました。彼は一発屋に限りなく近く、アルバムをわざわざ買う必要はありません。映像なしですがこの曲の試聴が出来ます。

Me And Mrs. Jones - Billy Paul (1972)

CHI-LITES / HAVE YOU SEEN HER

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チャイライツ(シャイライツ)は70年代中心に活躍したコーラスグループです。彼らには他にも「OH GIRL」の大ヒットがあります。また「The Coldest Days Of My Life」も素晴らしい大河バラードで大傑作。他にも佳曲の多いグループですので、これら3曲の入ったベスト盤から始めてみると良いでしょう。(画像のBEST OF THE CHI-LITESが該当します。)但し、本気で甘茶ソウルを始めるならばリードボーカルだったEUGENE RECORDのソロ作も外してはいけません。グループの映像なしですがこの曲の試聴が出来ます。M.C.HAMMERもカバーしていますね。

The Chi-lites "Have you seen her"

CHI-LITES / OH GIRL

風の街、シカゴのグループらしくまるで本当に冷たい北風が吹いているようですね。

Oh Girl - The Chi-Lites

DELEGATION / OH HONEY

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デレゲーションはヒットチャート的には一発屋ですので、彼等のアルバムを買うよりは、この曲の入ったオムニバスを買った方が甘茶ソウル入門的には良いでしょう。但し彼等の残したアルバムはマニアには人気が高く、本気で甘茶を始めるならばいきなりアルバムを買う手もありますか。ベスト盤も出ているようです。

Delegation-Oh Honey (12 inch) (1977)

DELFONICS / LA LA MEANS I LOVE YOU

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la la means i love you with lyrics

DRAMATICS / IN THE RAIN

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The Dramatics "In The Rain"

HAROLD MELVIN & THE BLUE NOTES / IF YOU DON'T KNOW ME BY NOW

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If You Don't Know Me By Now - Harold Melvin

ISLEY BROTHERS / BETWEEN THE SHEETS

ISLEY BROTHERS  BETWEEN THE SHEETS.jpg

Isley Brothers - Between The Sheets

Love Unlimited / Walking In The Rain With The One I Love

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Walking In The Rain With The One I Love

MANHATTANS / KISS AND SAY GOOD BYE

MANHATTANS KISS AND SAY GOOD BYE.jpg

The Manhattans - Kiss And Say Goodbye

Manhattans - Shining Star

http://www.youtube.com/watch?v=C_VpjSv_4QM

MOMENTS / LOVE ON A TWO-WAY STREET

MOMENTS  LOVE ON A TWO-WAY STREET.jpg

http://www.youtube.com/watch?gl=JP&hl=ja&v=HEOtVIV12uI

STYLISTICS / Betcha By Golly Wow

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Betcha By Golly Wow- Stylistics

STYLISTICS / Can't Give You Anything

木村拓哉のギャツビーのCMで使われてましたね。

スタイリスティックス - 愛がすべて The Stylistics - can't give you anything

STYLISTICS / Let's Put It All Toghther

Stylistics -Let's Put It All Together

STYLISTICS / YOU ARE EVERYTHING

The Stylistics - You Are Everything (with lyrics


【女性を口説く為の究極のBGMベスト10(スウィート・ソウル編)】

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女性を口説く為、ベッドインする為に、如何に女性をその気にさせる甘い音楽を流すか?というのは古今東西多くの男性の悩みの種。ここではあまり音楽に詳しくない悩める男性諸君のために、甘いソウル・ミュージックを10曲を選んでみました。(全てリンク先の「YOU TUBE」で聴けます。)

1.RICHIE ROME / REMEMBER ME

まずは、ゆったりとした甘いムードで心も体もリラックス。

2.FLOATERS / FLOAT ON

甘い語りで始まるムード満点の曲。(但し歌ってる内容は単にメンバーの自己紹介。)

3.DELEGATION / OH HONEY

ここまでの3曲はムード優先。歌もくどくないので会話も弾みそう。

4.MANHATTANS / KISS AND SAY GOODBYE

甘く渋い語り入り。おそらく世界で一番女性を口説くのに使われたソウル・ミュージック。大ヒット曲でもあるので、「ああ、この曲知ってる!」と盛り上がれるかも。

5.ISLEY BROTHERS / I ONCE HAD YOUR LOVE

トゥー・エレガント!この気品に満ちた甘い雰囲気に酔わない女性はいないでしょう。個人的に女性を口説く為のBGMのナンバーワン曲ですね。え?酔わなかった?そんな女性はさっさと振ってしまえ!

6.MOMENTS / WITH YOU

これも大人の女性なら大甘なムードに腰砕けでしょう。ずばり口説きタイムです。

7.SMOKEY ROBINSON / BABY COME CLOSE

夜も更け、いよいよ二人だけの大人の時間。「上に部屋を取ってあるんだ、いいだろ?」

8.ISLEY BROTHERS / BETWEEN THE SHEETS

シーツに包まれて、、、。甘い愛の営みの始まりに相応しい大人向けの曲。コギャルなんかには通用しないゾ!

9.SYLVIA / SOUL JE T'AIME

女性の喘ぎ声の入った将にそれ用の曲。心も体もトロトロに溶かしてあげて下さい。

10.DR.YORK / LOVE WON'T LET ME WAIT

同じく喘ぎ声入り。極甘仕様の変態チックなアレンジなので、思い切ったプレイにまでチャレンジ出来ちゃいそう。

* 効果は人により異なります。使用に際しては自己責任でお願いします。





【 DELFONICSのベスト盤 】

delfonics best.jpg

DELFONICSは、甘茶ソウルの王様グループです。フィラデルフィア・ソウルの重鎮THOM BELLによる甘いサウンド、甘茶界屈指の爆甘ファルセット使いのウィリアム・ハートの存在、LA LA MEANS I LOVE YOUなどのヒット曲を持つばかりでなく、マニアックな甘茶者をも唸らす多くの甘茶ソウルの数々が彼らが王様である事を証明しています。そこで甘茶ソウル初心者の方にまず第一にオススメしたいグループは、このデルフォニックスということになります。さて、ここではあくまで個人的嗜好をベースに彼等のベスト盤を考えてみました。(画像は日本盤ライナーに掲載されていたフラミンゴスタジオによる架空ジャケです。)

( )内は甘茶偏差値 / 順位 / 曲名 * 同偏差値内での順位付けには特に意味なし。

(73) 1.DELFONICS' THEME (INST. VERSION)
(73) 2.(WILLIAM HART) FOLLOW EVERY DREAM
(72) 3. I GAVE TO YOU
(69) 4.(DELPHONICS) DON'T THROW IT ALL AWAY
(65) 5.DIDN'T I (BLOW YOUR MIND THIS TIME)

(64) 6.BREAK YOUR PROMISE
(64) 7.DELFONICS' THEME (VOCAL VERSION)
(64) 8.LA LA MEANS I LOVE YOU
(64) 9.(DELPHONICS) I DON'T CARE WHAT PEOPLE SAY
(64) 10.START ALL OVER AGAIN
(64) 11.TELL ME THIS IS A DREAM

(63) 12.HEY LOVE
(63) 13.LET IT BE ME
(63) 14.SOMEBODY LOVES YOU
(63) 15.WHEN YOU GET RIGHT DOWN TO IT

個人的格付けでは偏差値63以上は上記の15曲となり、この15曲が全て収録されているのが理想のベスト盤となります。これを市販の主だったベスト盤に照らし合わせてみますと、

Definitive Collection 1,5,6,8,11,12,14,15の8曲収録

The Best of the Delfonics 1,5,6,8,11,12,15の7曲収録

Love Songs 3,5,6,8,12,14,15の7曲収録

となります。他にも似たようなベスト盤が数多く出ていますが、3が収録されているのがこの「Love Songs」のみというのが意外です。それとやはりWILLIAM HARTのソロの2とDELPHONICS名義の4と9が収録されている盤は皆無で非常に歯がゆいところ。結局のところ15曲中最多で8曲しか網羅されていないのですが、まあ、ベスト盤を気に入ったら他の曲にも一曲一曲あたってみるという楽しみが残されていると前向きに考えてみましょう。

【 注意 】近年再録されたベスト盤も出ていますのでご注意下さい。また、1と7は同一曲の歌入りか否かですがクレジットが同一の場合がありますのでご注意下さい。(ここではリンク先で試聴して判断していますが間違っているかも知れません。)






【 おまけコーナー 】

WILLIAM HART WITH CD.jpg


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