小沢健二/FLIPPER'S GUITARの元ネタ推薦曲
13.フリッパーズギター / フレンズアゲイン 兄弟曲
DAVE CLARK FIVE / BECAUSE '64
デイヴ・クラーク・ファイヴのこの曲を聴くとフリッパーズギターのフレンズアゲインを思い起こすのは私だけだろうか?ともにノスタルジックな雰囲気とメロディに青春時代の甘酸っぱさが豊潤に詰まっていて、個人的には二大ノスタルジック青春賛歌となっているのだが、どうでしょう?
オルガンの温かいイントロに始まり、メローな歌声が切なく、甘酸っぱい。大泣きのメロディを優しくハモり、胸をキュンキュンいわせます。途中の間奏での郷愁を誘うオルガンソロの音色も単調であるがゆえ味わい深いものがありますね。フリッパーズギターとの共通点を強いて挙げれば、オルガン部分のメロディがフリッパーズギター版のバイオリン部分に雰囲気が似ているという点、そしてどことなく全体の曲調、構成、テーマが似てる、という点ぐらいですが、「FRIENDS AGAIN」好きな方ならきっと気に入ってもらえると思います。元ネタとまでは言えないと思うので、一応兄弟曲という扱いにしておきます。
DAVE CLARK FIVEは所謂イギリスのマージービートの代表的グループで、この曲は64年の大ヒット曲。その割りに知名度が低い気がするなあ、とアマゾンなどで調べると、これが何と現在CDで売ってない!数年前発売されたベスト版CDも既に廃盤のようです、、、。