アイドルポップの世界
【 ポップ偏差値 63 】
九重佑三子&パラダイスキング / ロリーポップ・リップス '64 (H.HUNTER-S.VINCENT) 編曲ダニ一飯田
64年の洋楽カバーのいわゆる和製ポップス。陽気でスピード感のある軽快な曲調と全体に漂う明るい未来感が素晴らしいですね。オリジナルはコニー・フランシスで、彼女の日本語版('64)、渡辺順子のカバー('64 訳詩/漣健児 編曲/寺岡真三)もあります。(コニーの英語版は未聴です。)
この九重佑三子版で特筆すべきは、甘くピリリと引き締まったカワイコちゃんアイドルフェロモン漂う歌声。嫌みにならない程度に鼻にかけたロリ系ヴォイスとその魅力を振り撒きながら流暢に歌う様が素晴らしい。この時代にここまでロリ系フェロモン出してたアイドル系シンガーがいたとは!ルックスの印象以上に乾いた可愛らしい歌声で新しめのアイドルポップ好きな方にも十二分に堪能できる内容だと思います。
バックの演奏も60年代R&B的ポップスのストレートで荒削りな魅力を伝える素晴らしいグルーヴ。パラダイスキングの合いの手コーラスも楽しい。「ワシントン広場の夜は更けて」のB面収録曲。「九重佑三子 ゴールデン・ベスト」や漣健児関連コンピなどで容易に聴けます。。(
このページで試聴出来ます。この曲以外は特別ポップな曲はありません。)
明るく元気 | テンション | 高揚感 | 疾走感 | グルーブ | メロディ | 器楽 | フェロモン | ボーナス(ロリ系ヴォイス) | ポップ偏差値合計 |
8 | 8 | 8 | 8 | 8 | 6 | 7 | 5 | 5 | 63 |