ゲームやテレビに夢中の子供を勉強させる子供さんが勉強やテレビのせいで勉強しない。これ非常によくあることです。 しかし、それに夢中の子供さんを勉強の世界に引き戻す。 非常に難しいミッションです。 今日はそのミッションへのチャレンジです。 なお、最初にこういうことを書くと少し興ざめですが あくまで学術レベルの話です。 個体差がありますし、実践はなお難しいでしょう。 個々人の性格にあわせて、皆様で修正してみてください 子供さんが勉強をせずにテレビを見ている場合に、またはゲームしている場合に、貴方は 「勉強はどうしたの、ゲームばっかりして」とか 「何で勉強しないの」 等といっていませんか。 前にもいいましたが(フリーページをみてください) 人間は勉強しろといわれると、心理学的に 勉強したくないという気持ちが働きます。 また、それで勉強しても、やらされた感があり、充分な達成感が得られません。 さらに言えば、子供さんはちょうどタバコをやめられない人のように勉強をしなければならないということを内心は解っているので、そういわれると 心理学的に逆ギレに近いことがおき、反発することがあります(個体差おおい) できれば勉強しろとはいってはいけません。 それと同時に、ゲームをやっていることを直接的に批難してはいけません。 皆様もそれで勉強に子供さんが向かう光景をみた記憶がないでしょう。 なお、これで従うような子供さんでしたら、それでもいいですが、その子供も内心ではどう思っているかわからないので、これから述べる方法を薦めます。 それは、現状肯定、自主性尊重、勉強誘導、過程をほめるの4点セットです なに言っているかまったくわからないですよね。もちろんこれから解りやすく説明します。ただ、難易度が高いので皆様の会話能力を鍛えることをお忘れなく。そもそも、このミッション自体が難しいのは皆様のご存知のとおりですので、この方法も必然的に難しくなります。 まず、ゲームをやめなさいとか、テレビを見るのやめなさいといった、現状否定表現の削除です。これを入れてしまうと、前にものべたように、心理学的反発が生まれます。子供さんも自分が悪いと解っているのですから。親が声かけしたじてんで、叱られるのではと、身構えているのです。 だからですね、ただしいアプローチは、以下の方法です。 「○○、いまなにやっているの?」 「ゲーム」 「それはどういうゲームなの?」 としばらくゲームの話をします。 現状肯定です。 テレビでも同じです。 その後に、いやみにならないように、あと何分くらいかかるのかなといいます。そうすると、子供さんは叱られなかったという安心感と、自己の趣味について話した満足感から、短めの時間でやめてくれます(可能性が高まるという意味)。 そのあとは「そこからはなにか予定あるの?」といいます(いやみなしで) 子供さんの意識の中では、親にいいところ見せたいという意識が働くので 「そこからは勉強するよ」という可能性が高いです。 そうしたら、すかさず、自主的に勉強するなんてえらいとほめます。 子供は本来叱られるべき場面でほめられ、喜びが増えます。 又子供の中で、自主的に勉強するとほめられる⇒嬉しい⇒又自主的に勉強するという正のリンクが発生します。 終わったあとも、勉強したことをほめます。これも大事です。 お母さんが勉強誘導した場合には、お父さんにほめさせたり、おばあちゃんにほめさせるのも有効です。 他の人がほめてくれると、喜びが増えますし、他の人がほめることで、自主的に勉強するという行為の価値が高まります。 とにかく、こつは現状否定はしないこと 勉強しなさいと直接的には言わないこと 必ずほめることです。 前にも述べましたが、私は親に勉強しなさいといわれてことは一回もありません。東大生の親御さんに教育ママはほとんどいません。 かなり難しいミッションですが、子供さんに合わせて、アレンジしてトライあれ! これ書くの時間かかりました。自分でもびっくりの90分。二回に分ければよかった。さあ朝食食べよ。 あまーーーーーい TOPへもどる |