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カテゴリ:学校・教育原理・教育全般
自分が指導書を書きながらこれでは、
指導時間がないから現場の先生は困るだろうなと思った事は、以前、書きました。 それに関係あることが他の方からも、指摘されています。 下記にそれをご紹介させていただきます。 五十音図が書けますか? 教科書が読めない でも、実際、孫の宿題に付き合って、 そのことが、恐ろしいほどぐさりと心に突き刺さりました。 子供たちは、それで置いていかれてしまえば、 毎時間、毎時間、嫌な思いをして 、教室に居なければなりません。 この状態では、隣の子とおしゃべりをしたり、 前の子を突っついて見たりの気分になりがちです。 宿題は、算数もって来ました。6+3= のような問題でした。 これも、孫にとっては、その意味が良く分かっていません 。算数は、妻(孫のおばあちゃん)が見ました。 小学校の教師です。 後で、言っていました。 「A男 は、理解力は普通の子だが、どのように教えられたのか?」と。 多分、算数だって、はしょっているのでしょう。 昔から学校は、勉強は面白くないが、 友だちが居るから楽しいなどと言われる所でした。 今の時代、何時までもこれでよいのでしょうか? 勉強ガ面白い、 友だちガ居るから楽しいとしていけないものでしょうか。 ところが、最近は、この勉強が、低学年から分からなくなっていってしまっています。 そのことが、僕にこのブログを始めさせた理由です。 これは、人格破壊につながるからです。 おばあちゃんが孫の算数の宿題を見て 、それができた時のうれしそうな顔。 この顔の連続が豊かな人格を作っていくのです。 国語の漢字の書き取り。『空』などと言う難しい漢字を真剣に書く 。これ、ちょっとの練習では、覚えられません。 それが、手首化(見ないでかけること)できない、 だから、使えないときの曇った顔。 これでは、勉強が苦手となり、 「学校は、給食があるからいい、ただ、授業はいや。」 と、なりかねません。 ここで、非行の予備軍が生まれます 。まさに、人格破壊につながっている道です。 このような中で、1年生から、習熟度別学習の導入がされている学校が増えています。 進んでいるといわれる子が勉強をするグループと 理解ができていない子が勉強をするグループに分けて指導をすると言うのです。 その事から『利口組み』・『馬鹿組み』と言っている、実態があると言われています。 こうなったら、教育破壊は、ますます、加速度して、進行をします。 学校は、どうあるべきか、みんなが真剣に考える時に直面しています。 特に教育委員会・校長さんたちは、 現場の先生の声をお聞きになっていただきたいです。 又、先生方は、率直に勇気を出して、本音をしゃべって欲しいです。 次のグロブは、若い先生のもののようですが、 このような先生の声に、耳を傾ける必要があるのではにでしょうか。 教育委員会訪問 又、先生の勤務の実態のひどさです。 下記のブログも若い先生の声です。 本当に悩んでおられます。 このような先生を大切にしなかったら、 日本の教育は、滅んでしまいます。(つづきます。) 今日は、 15時間労働 多くの方にお読みいただきたいので、ブログランキングに参加しています。下記のマークをクリックしますと点数に加算されます。よろしかったら、クリックをお願いします。 こんな実態なのに、品川区は次の案を出しています。 これには、先生方・父母の方の意見を出していかないと、 学校は、ますます、スピ-ド化してしまいますね。 私の知っている先生は、「何でわかんないんだよ!!」って、、、 *漢字をやらない子は、漢字学習を既に嫌っているのです。 それには、色々な要因があります。 大きいのは、漢字の詰め込みです。 いわゆるドリル中心の詰め込み。 昔は、このドリル中心の教師のことを『100字ばばあ』 と子どもは言っていました。 詰め込まされる気持ちが、 これには、こめられていますね。 3年生で漢字をやらなくなった子。 これも、詰め込まれた結果でしょうね。 詰め込まれないで、やった子は、 漢字の学習が、たのしく、国語の時間が待ち遠しくなります。 そのような声を僕らの研究会の仲間からは、いつも聞いています。 中学・高校で勉強嫌いになっていく 、それは、もう小学校の時からの学習に要因があるのです。 その勉強嫌いが、非行に走ることの原因の一つになる、 これは、十分考えられる事です。 ですから、ドリル・漢字練習長などの反復中心の漢字や音読の学習は、 よっぽど注意が必要なのですね。 このことは、計算の反復にも言えますね。 このことは、下記の本の54Pに書かれています。 この本は、教師が集まって漢字指導の研究をして 約、20年数年間かかってまとめたものです。 現場の教師が教室での指導を下にまとめたものです。 ですから、子ども・教師の声を生かして、実際に使えるようにまとめてあります。 絵をクリックしますと、本の概略が分かります。そして、楽天での購入の仕方も分かります。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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