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カテゴリ:学習指導要領・指導書
(前回の続きです。)
このようなタイトルのような事を言わせて戴いているのですから、 一通りの事を書きます。 前回は、『砂漠に挑む』の説明文の指導で、 ・新出漢字 ・読み替漢字 ・難語句の指導 が殆どされていないという事を書きました。 今回は、されたとして、次の事も抜け落ちているという事を述べます。 落ちているのは、 その文章を読んで、 初めて知ったこと、 分かったこと、 思った事、 分からないこと など出し合い、話し合いながら、深めていく学習です。 これは、説明文(理論文)を読んでいく時の定番のようなものです。 どうして、こうなったのか、次のブログが参考になります。 ・・・・・・・・・・・ 別件で個人的意見を述べると、 「関わり合い」の副題から「国語」が選ばれていたのだが、 私は反対で、 昨今のPISA結果などを参考に考えれば、 「批判的な読解」や「記述」に関する内容 にしていけばよいと思うのだ。 具体的に言うと、 国語教科書は 「総合的な学習の時間」を意識してつくられたふしがあり、 調べ・発表の形式を「話す・聞く」 で展開したものが多く、 「記述(書く)」面でもそれは顕著なのだ。 一方、 物語や説明文などの単元は、 先の指導要領改訂時に大幅に削られ、 PISA結果などを生かすためのカリキュラム等を設定しにくい状況 にある。 私の「国語」に対する興味は、 今、「読み」「書く」の方であって、 道徳的、生活規範的な「話す・聞く」ではない。 そういった齟齬というのか、 話の合わないところで決まってしまった「国語科研究」なので、 非常に心配なのだ。 ・・・・・・・・・・・ 詳細は、下記のブログで。 『職員会議のメモ書き(こんなのどう?)』 この引用をまとめますと、 総合的学習の導入で 読解がおろそかになっているということですね。 読解がおろそかになる。 これは、国語科教育の致命傷ですね。 * なお、このタイトルの基のコメントを入れてくださった方のグロブ、下記です。 私立の進学校に勤務していた方です。 はるかのつぶやき ・・・・・・・・・・・ * あなたのクリックが、ランクをグーンと上げます。 上がると、多くの方に読んでいただけます。 よろしかったら、下の2つのマークのクリックを。 一日1クリック有効です。。 人気blogランキングへ * 次のサイトで、大変重要な教育問題を取り上げています。コメントがたくさん寄せられ、皆さんの関心の高さを示しています。 一度、ご訪問される事をお薦めいたします。 冬の花 ― 正義について 2 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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