|
カテゴリ:学習指導要領・指導書
活用力が、新指導要領で、強調される模様です。
このことの重要性を土台において、このブログは、書いてきました。 そこで、今日は、過去のブログを編集しなおして、書かせていただきます。 ・・・・・・2007・october・27から・・・・・・ 学力テストの都道府県別などの結果が公表され、 その中で活用力に課題があるという指摘がされています。 (この程度のことでしたら、100億もかけて、学力テストをすることは 必要ないと考えます。その100億を、今、緊急になっているも問題の解決の為の 費用にかけて欲しいものです。) さて、活用力。 これを根底にする教育の大切さをこのブログでは、考えてきました。 例えば漢字指導。 現在は、活用力どころか、 新出漢字を丁寧に指導する時間さえ取れない状態です。 来年、3月の指導要領改訂案では、このような事がないよう 要請しておきます。 (かつて、漢字指導で2社の教師用指導書の1年から6年まで 、仲間と執筆した時の苦しみから、この事を書いているのですよ。) 本日は、以前のブログで、活用力をどう着けるかについてです。 それは、漢字指導の路上レッスンの事なんですね。 (この路上レッスン、漢字指導を研究している中で、 最近、気づいたことです。 ですから、教科書には、まだ、登場していません。) ・・・・・・・・・・・・・・・・ 路上レッスンとは、新出漢字を丁寧に指導された後、 子どもが、自分の頭で考えて、その漢字を使って 文を書き、発表し合い、聞き合うことです。 今まで、この過程の指導が、希薄か殆どありませんでした。 日記や作文で漢字が使えなかった理由の一つが ここにあるのですよ。 新出漢字の読み方・意味・書き方をして、 テストで100点になる。 今までは、ここまで、終わりでした。 しかし、これでは、応用実践が、入ってないのですね。 実際に、 ・自分した事 ・考えた事 ・思ったことなどを 新出漢字を使って書いてみる。 これが、必要なのですね。 これは、自動車教習の路上練習にあたりますね。 「日記・作文で漢字を使ってない」 という声を聞きますが、 指導が、そこまで出来てなかったのですね。 子どもが悪い訳ではないのですね。 (子どもが、悪いと言ってしまったら、教育の死ですね。) まず、短い文で、新出漢字を使って、書いてみる必要があるのですね。 それをやらないと、本当の力になりませんね。 それでは、応用が利かないからですね。 練習した文の中の漢字テストは出来るが、 別の文になると書けなくなる。 考え・思い・疑問などを漢字も使って書けるには、 この学習過程が必要だったのですね。 これが、漢字の路上レッスンです。 下の実物をご覧下さい。 習った漢字 木・林・森・水・空・上・土・下・雨・日。田・月 を使って、文を書いていますね。 子どもたちは、この文書き(文作り)が、 一番、好きです。 自分の力が発揮できるからですね。 自分の思ったことを書くことができるからですね。 この中で、漢字の使い方が身に付きます。 まさに活用力ですね。 2年生になると、 文が長くなりますね。 書くのが楽しいからですね。 このように長い文の中で、漢字を使うと、 その漢字の意味が良く分かり、 その漢字の応用力が着きますね。 大人が与えた文での漢字テストだけですと、 それと同じような文ではできるが、 他の文になると、できないと言う事がありますね。 とにかく、こどもが、楽しく、積極的にやるのが、 この文作りです。 これは、僕が、かつて、指導した4ね生の子どもの漢字ノートです。 漢字指導を丁寧にしないでテストをしたときのノートです。 丁寧にしないと言っても、 普通、一般にされている程度には、やりました。 読みと意味と書き方は教えました。 1セット5過程でやらなかったのです。 ですから、漢字指導は、読めて・書けて・テストで100点というのだけではなく、 漢字の意味・使いか方など丁寧に指導する事が大切で、 それが活用力につながるのですね。 * 1セット5過程とは、 今回、文科省に出した意見の中味の授業を指します。 それは、最下欄に載せておきました。 こ 次のノートをご覧下さい。
これは、前のノートの指導から、約、1ヵ月後の同じ子どものノートです。 指導の結果が、良く出ていますね。 1セット5過程で丁寧に指導しました。 ですから、路上レッスンをしているのですね。 これは、 路上レッスンをした結果です。 前の時は、5問でした。 ここでは、10問にしました。 漢字指導は、指導の結果が、 目に見えて現れてくるものですね。 読解力・算数・体育などでもそれは、いえますね。 そこには、子どもの発達力が、潜在しているからですね。 それを、引き出すのが、教育ではなしでしょうか。 もっと、伸び盛りの子どもの義務教育、 本当にちゃんとしないとならないと思っています。 ご面倒でしょうが、 下のマークの応援クリックして下さると、うれしいです。 ・・・・文科省に出した意見(教科審のまとめに対しての意見)・・・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[学習指導要領・指導書] カテゴリの最新記事
|