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カテゴリ:中学の漢字指導
前回の文作りについて下記のご意見をいただきました。
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やはり、日本の国語教育では、主語が無いと文にはならないということが徹底していませんね。 私は、先ず、主語と述語が文の基本で、短文を書くときは必ず、 主語を入れないと文にならないと指導しています。 日記とか手紙など主語がはっきりしている場合には主語は省くことが出来るけど、 短い文では必ず主語を入れないとバツにしています。 はじめ小学4年生を受け持ったときは、主語をつけるようにするのに、かなりの時間がかかりました。 小学2年生を受け持ったとき、2年生では難しすぎるのかと思いましたが、 主語が無いと文ではないということをすぐに理解して主語+述語で文を書くようになりました。 主語がはっきりすることで、文はとても書きやすくなります。 今日の指導例でも、自分のことを言っていると、 聞き手が勝手に主語を決めているように思います。 これらの例では、憎悪、苦悩するのは誰なのか、 全くわかりません。 こういうのは、言葉の使い方で、 文ではないということを私のクラスの2年生はみんな知っています。 (2014.08.17 10:26:38) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ご意見ありがとうございました。 僕らの仲間の中には、小学校1年から主語を書かせている方もいます。 子どもは、すんなり受け入れています。 主語・述語・修飾語をはっきりさせることは、読解をする上で重要な武器です。 そのことを主張して僕らの研究会は強く世間に訴えてきました。 このブログでも文法の項で35回、書いてきました。 左のカテゴリーの中の文法をクリックしますと、 35回の文法の記述が出てきますよ。 主語を取り違えた読解は、表現よみ(朗読)で 全く違った読みになる例を次回、あげてみます。 お読みくださってありがとうございます。 下記、クリックしていただけますとありがたいです。
この研究会の基本になる本が下記です。 僕らの研究会が、作ったもので、教室での実践をもとに、 理論的にまとめてものです。
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