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カテゴリ:中学の漢字指導
千葉県の中学のA先生の1セット5過程の漢字指導の 実践報告をさせて戴いております。 本日は、その中で見えてきた課題(問題点)です。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ できれば1セット5過程方式で指導する漢字の数をもっと増やしたいところだが、 年間授業時数(3年生の国語は週3時間)の関係で、1セット5過程の指導は、 80回分以上にはできないことです。
*** 週3時間の中の漢字指導。 10分間の漢字指導の時間の確保で1セット5過程の指導をするという着想に感激しまし た。(引用者注)
それに、1時間の授業の中で漢字の学習にだけ時間を割くわけにはいかない事情もあります。
*** 国語科の指導の中には、読解(文学文・説明文)・作文・文法の指導などがありますからね。
そのため、Cランクの漢字などは1回につき8字で20回分としたが、 読みだけ学習する形にしても、やや詰め込みの感は免れない。
*** このCランクの漢字は、国語科配当時間の中で指導するのは、 無理に指導しなくてもよいのではないかという漢字があります。 そから、これからの学習の中で必要ないと思われる漢字もあります。 例えば、弊・薮・丙・恭・艶・・・・・・・・などです。
しかし、中学3年の履修漢字として位置付けられており、 高校入試のことも考えれば、何らかの形で全て取り上げざるを得ない。 そうした悩ましい事情を抱えての3年の漢字学習帳の構成であった。
次回に続きます。 お読みくださってありがとうございます。 下記、クリックしていただけますとありがたいです。 この研究会の基本になる本が下記です。 僕らの研究会が、作ったもので、教室での実践をもとに、 理論的にまとめてものです。ただし、本書は、楽天では売り切れです。 アマゾンの中古であります。値段は、1000円台から16000円ほどです。
木偏は、ハネルのか・・・・・ハネナイのか
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最終更新日
2014.08.27 13:01:31
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