土曜の晩の中華料理
土曜日の晩は奥さんの実家に呼ばれて中華料理のレストランへ行った。このお店は中国人の人がやっていて店の中でも中国語○×△???が飛び交っている。全面ガラス張りでチョッと中華料理屋には見えないが・・・実際以前はケーキ屋だった店舗だ。そして厨房もガラス張りなので外から炒め物などでファイアしているところが良く見える。広東とか北京、四川などジャンルにこだわっていなくて美味いものが安くいただける。昼飯時と土日の夕方はバイキング(ビュッフェ)形式の食べ放題をやっている、バイキングは前菜や野菜の炒め物や魚の青蒸、餃子やニラ饅頭など点心がやフルーツ杏仁豆腐などのデザートが楽しめる。○×料理と敢えてこだわっていないスタイルは、去年出張で行った中国の地方都市のレストランと一緒だ。本来美味しいものを楽しむのにそんな、様式にこだわったカテゴリー分けは不要だ。実際のところ広東とか北京、四川などは単にその地方に見られる材料や調味料の漠然とした特徴を○×風としていただけのもので、現在の日本における中華料理の分類はマーケッティング上発生してきたものなのだろう。大陸の人たちはおおらかでそんな細かな分類など気にしてないみたいだ。ところで、ここのお一人様1,500円のバイキングの目玉はなんと言っても北京ダックだ。コレを腹一杯食えるのだからこの値段は安すぎる。お酒も日本では紹興酒ばかりで白酒(バイジュ)を置いているところが少ないが、中国では皆白酒で乾杯(カンペイ)!だ。この店にはきちんと白酒も安いものから貴州茅台酒(マオタイ)まで揃っていた。でも他の人に合わせる関係上、昨日は紹興酒で我慢した。バイキングである程度、色々な料理を楽しんだ後(それでも腹一杯になりかなりな満足感が得られるのだが)、オリジナル一品料理を注文するのがこの店を楽しむスタイル。 左側が「牛肉チャーハン」:牛肉を東坡扣肉(トン・ポー・コー・ロー)風に角煮したものが卵だけのプレーンなチャーハンにかけてある(中国風ハヤシライス?)左側は「酢ラーメン」:スープがほとんど「お酢」というとんでもなく酸っぱいラーメン。丼の上面がラー油で覆われているのは、食べようとした時に揮発した酢が鼻から入りむせるのを防ぐため??なのでコイツは取り分けは不可みんなで丼を廻してしていただきます。この他に今の季節はさすがにやっていなかったけど、ココの火鍋も絶品です。あまりにもローカルすぎるお店なのでお店の紹介は止めときます。