2022/07/02(土)10:32
シーズンに合わせて釣り道具の整理と改善。
今年購入した写真真ん中のダイワインプレッサー竿、以前まで使用していた高価なガマ3号62竿との大きな違いは軽く、カゴ300リールとの相性が良く投げやすく、明らかに≒5mオーバーの飛距離が伸びていると感じます。
写真のチャランボは私の自作で、溶接等の見栄えは今市ですが、ステンパイプにステン丸棒を加工溶接したもので、市販チャランボとの違いの最大の持ち味は、高価なチタンチャランボに比べても圧倒的な軽さにあります。
私も30代から40代の磯釣り全盛時は波が被る危険な離れ磯に渡り釣りをしていまして、このような釣り座では軟弱チャランボは役に立たず、打ち寄せるうねりに耐えるためにチャランボにしがみつくも、体が持っていかれるようなうねりの場合はチャランボがいとも簡単に曲がってしまい、仕方なくチャランボから手を放しうねりに乗って裏磯に流されましたから、当時はこのような危険な体験をした結果、ステン丸棒を加工して使用していまして、これは流石に頑強でしたが難点は市販チャランボと同じで重い事です。
しかし、年を取るとともに危険な離れ磯に行くことも無くなり、という事より、若い頃の釣り経験は先人頼みと釣り本頼みで浅いですから、それ等の影響で危険な沖磯に渡れば釣れる確率が高いと言う妄信があった事が第一で間違ってはいないでしょうが、今思い起こすと釣るための本質ではなかったという事だと思っています。
今年のコウイカシーズンも終盤となりコウイカ仕掛けと道具を整理し、今後は私に復活しつつあるカゴ夜釣り主体で、その合間にウナギ釣りという事で釣り道具の整理整頓を始めました。
4~5年ほど停滞していた私のカゴ夜釣りですが、一人で行く気は起きなかったが昨年から義弟が一緒に行くようになり再度カゴ夜釣りが面白くなってきましたが、事情があり残念ながら気の良い義弟が一緒に行けなくなってしまいした。
しかし、私はガマ竿から移行したダイワインプレッサー竿の使いやすさの感触に惚れてカゴ夜釣りが楽しくなってきてしまい、久しぶりに単独釣行も苦にならなくなってしまいました。
過去に経験のない6月後半での梅雨明け、カゴ夜釣りに目覚めたために連日の35度オーバーの夏日に射撃場通いをする気も薄れて、釣り道具の整理整頓とカゴ釣り仕掛けを作り、秋の彼岸明けの夏日が終わるまでは好きな射撃場通いはほどほどに控えようと考えています。
単独釣行でも苦にならなくなった理由はもう一つあり、それはカゴ夜釣り仕掛けなのですね。
写真の改良自作カゴ天秤も、以前迄適当に作っていた天秤仕掛けと基本的には同じですが、違いはステン棒の長さを長くしただけです。
以前の適当ステン天秤の場合はステン棒の長さが短く、ハリスを長くとるとハリストラブルが多くハリスは1m以内しか使用できず、凡ちゃんにハリスを長くとれと言われていたのですが、当時はそのことが釣果に大きくかかわることが理解できず、長い期間を無駄にしてしまいました。
昨年カゴ釣りに復活した時に天秤仕掛けの再考をし、試しにと天秤ステンの長さを市販ステン棒目いっぱいで制作し使用してみると、なんと!、驚きモモノキで、天秤ステン棒の長さを≒10㎝長くしただけでハリス長1.5~2mとってもハリストラブルは少なくなり、釣果は以前と比べ圧倒的に上がりました。
なんと!、私はまさかまさかで、しかし、物理的に分析すればステン棒が長くなればハリス絡みが減ることも当然であり、迷った時は先入観念を捨て何事も試してみなければわからない...。