サンセットヒルの愉快な仲間

2022/09/19(月)21:12

災害時の非常用電源

日々、日常徒然(315)

2019年9月に関東地方を直撃した大型台風の時、私の地区では強風被害による停電が地区により1.5日から最長2週間続きました。 私の住まいは十字路の交差点南側で、交差点北側の停電は1日半で復旧、送電経路が違う南側の私の近辺が3日間の停電、同じ南側送電経路の田園地区は山間道に多くの電線が通っていて、強風による倒木で2週間を超える最悪の停電状態が続きました。 私の住む地区は台風と強風と地震で頻繁に停電が発生する地区で、過去40年間で半日以上の長時間停電が4回、今年のつい最近の台風時にも私の送電経路は3時間の停電が発生し、交差点北側送電経路は停電しませんでした。 長時間停電時の夜間の照明は、乾電池さえあれば乾電池式ランタンと釣りに使用するヘッドランプ等で何とかなり、冬場の暖房は手動点火石油ストーブが使えますが、夏場猛暑時の停電は扇風機もエアコンも使用できず、冷蔵庫の中の食料等は全て廃棄となります。 しかし、何と言っても長時間停電時の最大の難点は水道が使えないことにあり、飲料水と水洗トイレが使用できません。 私も2019年9月の3日間停電時はこの水に困り、近所の仲間が発電機を持っていて自家水道を回していたので仲間の家から水を調達でき、飲料水の確保と体を拭く事とトイレを流す事が出来ました。 この時点で私も非常用発電機を購入予定でしたが、私の自家水道電源は動力200Vで、エアコンは全て単相200V、全ての電力を取り出せる非常用発電機は高価すぎで手が出ず、動力200V/100V発電機で≒40万前後、単相200V/100V発電機も≒40万前後となり、すべてをまかなうには≒80万で、しばし一考のまま今日までためらう事に。 しかし、今年の台風の3時間停電の時、これは発電機を買うしかないと、そんな訳にて、1週間前に動力200Vと100Vが取り出せる発電機≒40万円を注文しました。 発電機が昨日届き、本日、水道ポンプ用に延長コードを買ってきてソケットを取り付けて水道ポンプにつなぎ、発電機にガソリンを入れエンジンを始動して動力200Vのスイッチをオンにすると、水道ポンプが回り蛇口から水が出るのを確認できました。 エアコンだけは使えませんが、これにて停電時でも水道が動き、この発電機の容量ではすべて同時には賄えませんが、水洗トイレ/風呂/冷蔵庫/扇風機/ファンヒーター等の100V電源を、発電機の容量の範囲で使い分ければ非常時を何とか凌ぐことが出来そうです。 今回の大型台風の被害も各地に激しく多大の爪痕を残していますから、最近大型化している台風襲来を考えた時、今回の出費が役立つと考えています。 私は一人暮らしの独居老人ですから、残り少ない老後人生を楽しく過ごせればよく、今回の出費のほとぼりが冷めた1年後当たりに単相200V/100V発電機≒40万を購入予定で、今回の発電機と2台合計すると、我が家のエアコンも回り、同時に取り出せる単相電源も最大≒35アンペアとなりますから、長時間停電時でもガソリンさえ確保できれば、どうにか普通の暮らしが維持できると考えています。

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