海猿
出産マンガから、助産師のあり方を学ぶ、2年目助産師です。んー。勉強になった( ..)φ今日は、深夜。ラウンドして、点滴チェックしてたら、ある妊婦さんの点滴が落ちてない!!プッシュしても滴下しない。。こんな真夜中に刺し替えかよぅ(;;)と、準備して、妊婦さんのところへ行ったら、目覚めてて、起き上がったら、点滴が落ちたーーーーー。ε=(・ρ・*) よかった。。Mさんと、「この病棟って、ほんと先を考えないで作られた病棟だよねー。」みたいに話してて、、何でもっと先を読んで、設計できなかったの?って、それはずっと思ってることなんだけど。。なにせ、病室がすぐにうまっちゃうから・・・。「でも、そんな理由で、この病院を辞めるわけにはいかないしな・・・」ってつぶやいたら、、「何言ってるの。。期待の・・・」って言われたんだけど、、期待の・・・でにごされた。。期待の何??期待の星?だったら嬉しいけど、星じゃないから、にごされたのか?!2時から休憩へ。休憩に入る前に、初産婦さんから電話あり。0時から10分間隔で、血液がけっこう出ると。。7分くらいでくることもあるということだった。初産で、病院から30分くらいということで、先輩の助言もあり、5分間隔になってから電話してもらうことにした。昨日の診察の所見もよくなかったしね。。でも、電話口で痛そうにしててね?初産婦さんでも、経産婦さん並みに速い人いるから。。こわくなって、「大丈夫ですかね?」って先輩に聞いたら、「背が高くなければ、大丈夫でしょう。。」って言われ、そうだそうだと、カルテを見たら、164cm。高いやんけーー。5時すぎに5分間隔の電話が。痛みのたびにたくさん血液が出て、お尻に力が入っちゃうと。。来院してもらったら、救急外来の人がびびって「5分間隔で痛がってるので来て下さい。。」って電話がきて。いやー。初産婦さんで、5分間隔だったらまだ大丈夫!という思いと、ガツンと進む人だったらどうしようという思いで、お迎えに。診察したら、4cm、70%、-3.昨日の所見は1cm、30%だったから、、うんうん。おうちでよく頑張ったよ。。と思った。痛みのたびに、血液が出るのは破水してるからだった。児髪が触れたし。けっこう痛みも強くて、怒責感も既に強くて。6時ごろ入院して、8時には7~8cm、80%、-2と、ぐんぐん進んだ。発作時にお尻に力が入っちゃってるから、出血も多くなってしまって、、フーフーでのがすよう、一緒に呼吸をしていたんだけど、「力入れた方が楽なんです。」って。。うんうん。楽なのは分かるけど、まだ頑張って!!と赤ちゃんが苦しいことを説明しつつ、お尻押さえつつ、今のよかったよーー。と声かけしつつ。。そんな中、妊婦さんの検温へ。今日は、採血が3人。点滴の刺入部に腫脹があって、点滴が漏れてきてしまったので、刺しかえもして、血管があまり出なくて、失敗もしてしまい、初産婦さんにも点滴を入れたから、合計7本の針を刺しました・・・。刺すのは慣れたんですけど(好き)、、刺されるのはどうも・・・。未だに献血を怖がってちゃ、患者さんたちに顔向けできないよね。。血管探してたら、妙にご機嫌にドクター登場。。うぅ。。こんな早く来られても、診察つけませんからーーーー!!師長さんがついてくれたので、、よかったけれど。。妊婦さんを回りつつ、初産婦さんを看つつ、初産婦さんが7~8cmとぐいぐい進んでるから、分娩セットを開けてね、それをリーダーさんに報告したら。。イラついてる・・・。「もう、初産の7~8cmなんだから、分娩セット開けるのなんて、日勤にやらせればいいんだよ。。」って。。でも、私の言い分からしてみれば、急速に進んでるしね?日勤の頭って、申し送りも聞いて、妊婦さんも回って・・って、けっこう忙しいからね?私が日勤の立場だったら、セットが開いてた方が、断然いいんですけど・・・って思ったし、今が正念場な産婦さんのところについていてあげたほうがいいし、、セットくらい深夜で開けて何が悪いの??って思いました。。私は、時間いっぱいまで、必要ならば産婦さんの側についててあげたい。。記録は後になっても。。って、思うんだけど、上の先輩は、それよりも「時間内に仕事を終わらせる!!」ってことが大事な気がした。時間内に仕事を終わらせる能力っていうのも、必要だと思うんだけど、、産婦さんのケアをするために、助産師になったわけで、、それって何か違うような気がして、そこが最近の葛藤。。プリセプティさんのノートに、「ドラマの海猿を見てて、ハッとしたことがありました。好きな仕事をやってて、仕事をやっているときも楽しくて充実しているのに、仕事前に家を出る時、あ~よいしょっていう自分がいます。そんな時、あのテレビを見て、自分の仕事に誇りを持って、もっと立派になろうと一生懸命に頑張っている姿を見た時、ハッとしたんです。テレビなんだけど、すごくかっこよく、いきいきして見えて、いいなぁーって思ったんです。でも、待てよって・・。私だってこんな素敵な仕事をやらせてもらっているじゃないかって・・。よいしょ。はぁーって思っている自分が恥ずかしくなりました・・。テレビドラマに励まされている自分がいます。」って、書いてあったんだけど、私はこれを読んでなんだか、感動したのです。助学生のころは、憧れや理想があって、助産師になることに必死で勉強して、悩んで、今よりももっと大きな気合があった。。だけど、就職して、好きな時に赤ちゃんを抱けて、赤ちゃんと一緒にいられて、幸せだなーって思ったり、分娩に携わることができてやりがいがある。。って思うことはもちろんあるけど、それ以上に、業務をこなす、時間内に終わらせるっていうのの方が、比重を占めていることが多いな。。って思うことがある。んー。いろいろ考えさせられて、でも、私はできる限り、産婦さんと一緒にいてあげられる助産師でありたいから、、うまくやろうと思います。。