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2021.05.05
カテゴリ：シネマ
◆ベン・ハー◆
2021年5月3日 NHK-BSPにて放映  1959年アメリカ映画 ローマ帝国、ユダヤ人、そして神の御子・救世主イエスのお話。巨匠ウィリアム・ワイラー監督、ジュダ・ベン・ハーのチャールトン・ヘストン主演の超大作歴史物の映画～アカデミー賞、作品・監督・主演男優等、11部門の最多受賞作。   空から光が舞い降り、救世主誕生のシーンから始まる。  ローマ帝国軍司令官のメッサラ、ユダヤ人富豪のジュダ～幼馴染の二人。エルサレムに戻ってきたメッサラがジュダにローマへの協力を求める。でも･･･  ジュダたちが新総督着任の列を上から見ていて、かわらがずれて落ちる。暗殺を疑われ、ジュダには厳しい処罰、母妹も牢屋へ～たまたまなのに、協力しないからほとんど見せしめで～  ガレー船の漕ぎ手にされることが決まって、砂漠を歩いてジュダだけが水をもらえない。その時に水を飲ませてくれたのが救世主。でもジュダはこれが誰か知らない。  ガレー船を漕ぐ囚人。これ有名なシーン。普通スピード→戦闘スピード→攻撃スピード→突入スピードの4パターンがある。  戦闘になり海軍司令官のアリウスを助ける。無実だともわかって、助けた功績でやがては養子になりローマ市民権ももらう。その間に戦車の騎手としても活躍し連戦連勝。   母妹を捜しに故郷のエルサレムへ戻って～メッサラへの復讐も。アラブ富豪の馬で戦車競走に出てメッサラと勝負することに～スタート前にユダヤ人の印・ダビデの星を受け取って～この4頭の馬名がいい～アンタレス、リゲル、アルタイル、アルデバランって星の名前やないか。  戦車競技のシーンがベン・ハー最大の見せ場。このスタジアム自体が凄い規模。このセット～だから超大作なの。     迫力満点～ほとんどメッサラとの一騎打ち勝負。でもメッサラはギリシア戦車っていうらしい武装戦車で攻めてくる。まあジュダが勝つに決まってるけどね。  メッサラは瀕死の重傷。この時に死んだと聞かされていた母妹が生きていて死の谷にいると告げられる。   死の谷にいる者は死病、つまりらい病、つまりハンセン病。誰も近寄らない。しかし、皆が信じる救世主にすがれば～     しかし、救世主イエスは磔の刑に～ゴルゴダの丘へ十字架担いで向かう。途中で水を差し出すジュダ～この時初めて以前に水をくれたのがイエスだったとわかる。磔になると決まって、もう頼ることはできないのかと･･･  イエスが磔になり雨が降ってくる～その雨に交じってイエスの血が大地に流れ出す。すると皆に奇跡が～  母妹の死病が消え去りめでたしめでたし。  ラストシーンは羊飼いが羊を引き連れて杖付きながら歩いていく～そう、善き羊飼いはイエス・キリストの象徴的な呼称。 結論として、これはイエス・キリストを称える映画なのだ！  おまけ～ベン・ハーにはあのジュリアーノ・ジェンマがエキストラ出演してたのだよ。 お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
Last updated
2021.05.05 16:52:36
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