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カテゴリ:シネマ
◆夜明けの祈り◆
2023年6月13日 BS松竹東急にて放映 ![]() 第二次世界大戦終戦直後のポーランドを舞台にしたフランス・ポーランド合作のドラマ映画。 ![]() 本作の主演、ルー・ドゥ・ラージュ/マチルダは終戦後のポーランドでフランス人兵士の治療に当たっているフランス人女医。彼女は「世界にひとつだけの金メダル」で好演している。 ![]() 終戦を迎えるポーランドのある修道院~侵攻してきたソ連軍の兵士たちが修道院へ押し入り蛮行を繰り返した。その結果、シスターの7人が妊娠してしまった。終戦してしばらくしてひとりのシスターが危篤状態に~そこでひとりのシスターがフランスの赤十字病院を訪れ助けを求めた。声を掛けられたマチルダはフランス人しか治療できないと追い返した。そのシスターは寒い中ずっと表でマチルダを待っていたので、シスターと共に修道院へ行った。危篤のシスターは出産間近だったが帝王切開しなければならなかった。無事なんとか出産を終えて~事情を聞くと、ポーランドの赤十字へ助けを求めると、修道院の恥が表に出てしまって閉鎖させられる恐れがあるとのこと~そこで、秘密が表に出ないようにフランスの赤十字を頼ったと~ ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() マチルダは赤十字での勤務の合間をみて修道院へ通うことに~何人もの妊婦を診ないといけない。しかし中には信仰の深さから、診察を拒否し、妊娠・出産は罪悪と思い込んでる者もいて~その説得も大変で~最後にはマチルダは赤十字の医師仲間のサミュエルに協力してもらって皆出産を終えた。 ![]() ![]() ![]() マチルダたちフランス赤十字は撤退することが決まり~マチルダは一計を案じて何人もいた孤児たちと生まれた赤ん坊をまとめて修道院で面倒をみてはどうかと~修道院では住民たちの支援も受けながら子どもたちと暮らしていくことになる。本作は事実に基づいていて、これも戦争によってもたらされた悲劇であり、それをなんとか乗り越えた人たちの物語である。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2023.06.15 23:00:22
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