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カテゴリ:シネマ
◆風とライオン◆
2024年4月18日 NHK-BSにて放映 ![]() モロッコを舞台に繰り広げられるスペクタクルロマン。 ![]() 1904年、モロッコはアメリカ、イギリス、ドイツ、フランスなど欧米の列強諸国が勢力を伸ばそうとしている。ショーン・コネリー/ムレ―・アーメッド・ムハメッド・ライズリーは盗賊一味の首領でありリフ族の族長であるが、預言者ムハマドの血を引く砂漠の王者を自認する。 ![]() ある日、ライズリーらはアメリカ人の富豪ペデカリス邸の豪邸に押し入り、女主人のキャンディス・バーゲン/イーデンと12歳の息子のウィリアムとその妹の9歳のジェニファーを誘拐してさって行った。ライズリーの誘拐目的は列強諸国の言いなりになってるモロッコ太守をけしかけて、欧米各国を追い払おうと考えているのだった。 ![]() 当時のアメリカ大統領はブライアン・キース/セオドア・ルーズベルトで国民の多くから支持を集めていた。イーデン親子が誘拐されたとの報告を受けて、国威高揚に利用しようと親子救出を宣言した。 ![]() イーデンと子どもたちは最初のうちはライズリーに抵抗を示していたが、次第にライズリーに好感を持ち始める。ライズリーはイーデンたちを人質や捕虜ではなく客人として扱った。 ![]() ルーズベルト大統領は側近の国防長官ジョン・ヒューストン/ジョン・ヘイとも話し合い、大西洋艦隊のモロッコ派兵を決めた。他国の反発も覚悟の上だった。そしてモロッコ太守を拉致してライズリーに交換条件を出した。 ![]() ライズリーの要求の金銭やモロッコへの一族の自由な出入りは飲んでくれた。後はイーデンたちを引き渡すだけ。しかしイーデンも仲間もなにか罠が待ってるとライズリーに忠告するが、それを承知で引き渡し場所へ向かった。イーデン親子をアメリカ海兵隊に引き渡したが、ライズリーはドイツ軍の捕まって捕虜となってしまった。 ![]() 海兵隊は親子が戻ったのでそれでよしとしていたが、イーデンは納得できない。大統領はこんな汚い取引は望んでいないはずと、海兵隊に協力を仰ぎライズリー救出のためドイツ軍と戦うことにした。 ![]() ![]() アメリカ海兵隊とドイツ軍の戦闘、そこへライズリーの部下たちも乗り込んできて激しい戦闘になった。そしてイーデンはライズリーを無事救出した。ライズリーはイーデンと二人の子どもたちに見送られて砂漠へと帰って行った。 ![]() 後日、ルーズベルト大統領のもとへライズリーからの手紙が届いた。「あなたは風のごとく。私はライオンのごとし~以下云々かんぬん」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024.04.19 20:47:42
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