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カテゴリ:投資関連
ネットで顔が見えないと思うと、発言が暴力的になってしまう。
本日、日銀総裁の村上ファンドによる利益が約1200万円になっていたことが 公開されたわけだが、日経の夕刊トップ記事は 「阪急・阪神 10月統合確定」 少しほっとした。このまま辞任することなく収束すればいいのだが。 日銀総裁に辞められると、円が不安定になる(おそらく円安?)、ゼロ金利解除が遠のく 事になりかねない。 どちらも、株には有利と思われるが、そもそも今、企業収益を無視した動きになっているのに 外部環境が不安定になると、また大幅に下げかねない。 ゼロ金利解除は、個人的にはもう少し後でもいい気がしている。 量的緩和解除をしただけで、金融機関が少し混乱している気がする。 久しぶりすぎて、慣れていないためだと思う。 さて、阪神株の最近の動き。よく分からなかった。 誰が買っていたのだろう?何かサプライズが起こることを期待しているのだろうか? 応募63.71%、微妙に少ない気がするのだが? 今回のTOBで少し混乱していた。 もし自分が阪神株を持っていたとしたら、自分はどう動くか。 あるいは、阪急株を持っていたとしたら? 今日、整理がついた。 阪急はTOB発表の際、1つ明示的に、1つ暗に示唆したことがあった。 発表内容は 1. 阪神株を1株930円で公開買い付けすること 2. その後、阪神株1株に対して阪急株1.4を割り当てる このとき、2.だけであれば、阪神株が阪急株の1.4倍の価格に収束するだけであろうが、 1.をあわせたことで、そうならずに阪神株は930円付近で下げ止まった。 結果的に、阪神株の理論価格が一時的に2つ存在する結果となった。 あの発表で阪急が明示したこと。 阪神株1株が930円の価値がある。 示唆したこと。 阪急としては、統合後の阪急株1株は930÷1.4=664円の価値があると思っている。 普通、企業が自分たちが考える会社の株価を示すことはあまりないのだが、 今回は結果的に、示していることになると思われる。 果たして、市場の評価は? 今年の終わりぐらいに振り返ってみることにしよう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年06月20日 23時50分13秒
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