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カテゴリ:ヨタ話
このお話、全く関係ない方も多いでしょうし、
「いや、俺の周りではそうではないよ」 という反論も多いことを前提に書いてますのでご了解をば(^^; 先程、鹿化川さんの「小さな会社生き残りのルール」の素敵な解説を読ませて頂いたのですが、 よびりんさんの、 『不景気なときは「経営理論」なんかどうでもよいのです。 まず社員の先頭に立って働くことです。』 という一節が引用されてました。 もっとも!当たり前!! だと、想いますよね、通常。 特に零細中小企業なら? ところが、所謂、大企業勤めも経験し、零細企業でも勉強させて頂き、 お国のために尽くしている友人も持っていて、 さらに自分は独立・起業した経験からなのですが・・・ 意外と、零細中小企業の社長は働いてない・・・ この「働いてない」には、大きく分けて二つあるようです。 1)本当に働いてない ちょっとした小金持ちが、銭にモノを言わせて、 人をコキ使って稼ごう、という考えを持っている場合に多いようです。 2)社長「業」をしていない 真面目なのは分かるのだけれど、創業時の、 「ガオ~~~~~~~!」 だけになってしまっていて、社員が自分の役目を見つけられず、というケース。 「2」の場合は「社長は本来、動いてはいけない」位の気持ちがないままに来ているだけなので、 「社長業」を知れば、あっという間に好転してしまうことが多いようです。 人に任せる、感謝する、誉める、叱る・・・ そう言ったことに注力するだけで業績が急上昇ということが、実際にあるのですね、笑い話みたいですけど。 問題は「1」のケースで、小金持ちに限らず、 何かの拍子にトントンと少し会社らしきものが出来上がって「しまった」時に、 「最終責任は我にあり!」 という覚悟が育ち切らないで苦戦しているケース。 このような会社の社長は、とにかく愚痴・言訳が多いです。 私はBtoBなので企業の信用を調査するというか見る必要があるのですが、 言訳というか、愚痴の多い社長の会社は気をつけてお付き合いします。 大抵は、口を開けば、 「ウチの社員は・・・」 って、絶対、言ってはいけない言葉が平気で出てくる。 これは、傍で聞いてると、 「社長の私が無能なので、 社員の働きも今一なんです。」 としか聞こえないんですよね。 ある程度の組織が出来上がっている会社であれば、 私自身は再建や業績アップは左程、難しくないと想っています。 (実際、再建に携わったことがありますから分かります) 年商だと億単位/年も上げている会社なら、 業績は社長責任以外の何者でもないことがほとんどです。 勿論、矢果て力尽きる寸前の社長も多くいらっしゃいますから、 画一的に言えることではありません。 でも、零細中小企業でも「やろう!」と想ったのなら、 それなりの覚悟があったのではありませんか? 本当は、そんな気持ちの持ちようで、ちょっとやそっとのことは解決します。 よびりんさんは、きっと、そんなことを仰りたいのではないかな? などと、フと想いました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.01.22 21:44:12
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