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カテゴリ:ヨタ話
現在、不況だそうで、株価低迷がどうのこうのというが、結局は金回りが悪いということらしい。
だからといって50兆円もの血税を株価支えにぶち込むという発想になるのは理解出来んというか承服しかねるが。 諸事承った上で上場したはずの企業の株価を税金で吊り上げて、その見返りが当該企業の儲けになる・・・と簡単に言えば、そういうことになるが、国民一人当たり五万弱の負担、どう還元するというのだろう? いっその事、全国民に専用口座を設けて”投資資金”として五万程度をばら撒いて好きに投資させたらいいんでなかろうか。w ゼロサム的になりそうだが、還元される余地が多少は大きくなりそうだ。 そもそも不況といっても全会社、全商売が駄目かというとはなはだ疑問・・・というか、そんなことにはなっていない。 キツイ言い方をすれば”必要がない”と判断されたモノ・サービスが購入されなくなっただけというレベルで、”不況”とて、かつての我等の祖先が食うや食わずの経験をしていた頃と比べるべくもない。 ”必要性”というものが、あまりに実体のないものであることはバブル時代に痛切に感じられた通りであることは今でも変わりないが、その”フワフワした必要性”が健在であることもまた事実と言わざるを得ないわけで。 どうしても信じられない人はマニアックな市場を見てみると、いかに”無駄な金”が使われているかが分かるだろう。 「不況で儲かりませんな~・・・」 などと経営者風情が雁首揃えて嘆いて酒飲んでる位なら、麻生さんヨロシク、コミケにでも人気バンドのコンサートにでも視察に行った方がいい。 いかに自分が無能であるかを痛感出来る事、確実である。 そんな低廉市場では、というのなら高額市場を探せばいいだけの話。 「なんで、この不況の中、そんなものを買うの?」 というような市場はいくらでもあるもんである。 それが大企業と言われるクラスはともかく、中小企業レベルならヒントにはなるし、ヒントを掴むのが経営者の能力だろう。 大企業の場合は少し色合いが異なるが、そもそも図体がデカ過ぎたという反省からスタートするしかないのでは? グローバル化といえば聞こえはいいが、実際には自国内経済規模が縮小傾向にある中、他国で儲けさせてもらうしかなかったということでもあって、言い方を変えれば搾取先がなくなったということでもある。これは一人、日本だけがそうだというのではなく、特に先進国といわれる国に共通のことだろう。 経済活動、特に国内流通が主体の経済体制なら他国の経済状況が深刻に波及する謂れもない。 とは言え、これまた先進国だけの問題ではないことも確かで、先進国に依存した経済体制の国も多く、これまた低迷しているので厄介なことではある。 ソロスだったかが中国の復旧が逸早いだろう、というような意見を披露したらしいが、国内市場の規模から言えば、確かに中国は自国内再建の余地も大きいだろう。 経済的国際交流なんぞ無視すれば、下手したら一国で潤沢出来る可能性すらありそうだ。w とは言え、中国みたいな国自体が少なくなってきているのが世界経済らしいからグローバル化というのは恐ろしい。 言い意味でも悪い意味でも一蓮托生なのかもしれん。 いずれにしても”分不相応”なことをしてきたツケが回ってきているだけと、まず諦観することも大事だと想う。 今までは人口増加・市場拡大に連れた経済規模拡大を前提に儲けることも出来たが、これからは簡単な図式に乗っているだけだと引っくり返ることもあるよ、と。 格好よく言えば、新時代のあり方に基いた経営を!みたいな。 不況のせいにする前にすることは山ほどある。 「不況のせいで儲からん」 なぞと言ってるような人と一緒にいても、何の解決にもならないどころかロクな思考回路にならんのでクワバラである。 実際、そう想ってるから「不況のせいで儲からん」のであって、そう想ってないなら「別に変わりませんが?」ということで話が合わないし。 こういう影響は意外と大きいので要注意だ。 成功法則の基本は成功者の近くに陣取ることである(爆)。 そもそも、本当に優秀な経営者が、今程度の不況でヘタルとは、おいらには想えん。 世間には知られていない優秀な人というのは、実は大勢いるのだと信じておる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
確かに(笑)
むしろ、不景気だからこそ、儲かっている零細企業もあったりしますし。 マニアックな所で言うと、海外にサーフトリップ(海外にサーフィンのための旅行)なんて市場は、儲かっているであろうし。 淘汰されないように知恵を絞れば何ぼでも出るのもまた事実です(^^v (2009.04.10 14:34:47)
お見合いキューピーさん、こんにちは!
>むしろ、不景気だからこそ、儲かっている零細企業もあったりしますし。 ありますね~、驚くような業績を挙げてるとこ。 必ずしもニッチというわけではないんですが、おいそれとは他社が入り込めないとこにいたりして。w ナンバー1経営ではないかもしれないですけど、オンリー1経営? >マニアックな所で言うと、海外にサーフトリップ(海外にサーフィンのための旅行)なんて市場は、儲かっているであろうし。 一般的な旅行業者さんを尻目に、マニアな旅行業者さんは意外と儲かってるみたいですね。 全般的に趣味の延長でやってるようなところが意外と忙しくなってボヤいてたりするので、常識的には「訳分からん」というところでしょうか。 製造業でもフルどころかオーバー操業に近いところが結構、ありますね。 不況の前に己の無能を嘆くのが先ですゎ(爆)。 (2009.04.10 19:08:55) |
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