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カテゴリ:ヨタ話
ここのところのエネルギー相場の乱高下で混乱するのは分かるのだが、我が家もガス料金の見直しをした。
結果、業者さんを切り替えるに至ったのだが、旧業者さんが訪問して応対に出た親父に食らいつく。 ところが、その食らいつき方が、おいらが聞いていてもマズイ。 確かに、結局は価格の問題なんだが「それならウチも安くしますので!!」みたいな。 親父、噴火寸前・・・(爆) 業者さん間で価格が同時パラレルに推移するわけではないことは当たり前のことだが、あっちが下げるならこっちも下げますというのは、相手を見てない。 これが通じるのは、あくまで「比較してるとき」である。 一度、継続的な取引が始まれば、特に日本人はそういう傾向があるらしいが”ただ安いから”と言って民族移動し続けるわけでもない。 もちろん、安いに越したことはないが、信頼出来ない安さでは困るのだ。 この旧業者さんは、単純な価格の問題ではないことを理解していない。 価格を安くしても応じないのに時間を掛けて粘っていたところを見ると、他のお宅でも同じような遣り取りをしているんだろう。 こと、我が家一軒の話で終わっていないと想うし、今後、自分達が払拭していかなくてはいけない不信感を、ただ増大させてどうするんだろう? おいらなら・・・ 「申し訳ありませんが、今すぐには、その業者さんの価格には敵いませんが、 近々、ようやく弊社も大幅に価格見直し出来る見込みですので、 その節には、改めて御案内に参上させて頂ければと想います。 今まで本当に有難う御座いました、今後とも宜しくお願い致します!」 ということで状況を聞ければ聞いて、一時撤退するのだが。 経営状況も体力も違うんだから、たとえ同じものでも業者間で値段が違うこと自体は仕方ない。 問題は継続した取引なのに信頼してもらえる努力をしているかどうかだし、その努力の結果が伝わるようにアピールするかどうかだ。 アピールしないというアピールもあるし、無心にやった結果というのもあるけれど、シビアな取引の場合は”努力の結果”はアピールしなくてはいけない。 そうすれば安易な価格競争の危険さを消費者の方も理解出来るし、比較基準に織り込める。 今のように厳しいと言われる経済環境下に至っても、まだまだ十分に可能な”基本的なこと”が少なくないことを感じさせる一件だった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.04.20 22:34:45
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