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カテゴリ:虚々実
今日のよびりんさんの記事は有名な猿蟹合戦。
御紹介されているのは表現や筋書きを柔らかくした現代版ですね。 小学校の教科書で見た記憶があるのですが・・・例により記憶が怪しい(^^; この猿蟹合戦、元は残酷なオチだったりで、含意するところは難しいと感じさせられたりも。 かの文豪芥川龍之介は、それに対して後日談を作っていますが、仏教で言う「怨みは怨みによって・・・」の一節を想い出させます。 実際に、日本は、この思想の大恩を頂戴することになったわけです。 ジャワルデネ閣下(セイロン、スリ・ランカ)の演説は有名ですが、北に頭を向けて寝ないのではなく、南に足を向けて寝てはいけないというべきかもしれません。 とは言え、その理想が難しい実務的議論に及ぶことは想像に難くなく・・・参考 私なんぞも、万が一、家族に危害が加えられたら捕縛される前に復讐したる!捕縛されても、どっかで復讐したる!!とか考えてしまう方です。orz この御釈迦様の一言自体はシンプルですが、どう受け止めていいのかは、高潔な心魂を以てしか真意を図ることは出来ない気がします。 ただ、一つ言えるのは、 「あの人は悪い事をしているが、自分は悪い事をしていないからいいんだ。」 というような、自分だけが正しければ良いというような感覚や発想は、少なくとも仏教的には馴染まないだろう・・・と。 そして「自分さえ我慢すればいいんだ。」と自虐的になるのではなく、力の及ぶ範囲で、より積極的に悪事を為さしめない(生じさせない)ための智慧も必要だ、とは言えそうです。 う~ん・・・子供の頃に感じた違和感から大した成長をしていないのが悲しい。orz おいら、大した事を学んできてねぇなぁ・・・つくづくに・・・(^^; お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2019.01.11 03:15:57
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