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カテゴリ:取り敢えずの記
前記事を読んだら、なんか別のことを書くつもりだったらしい=忘れました、はい。
ということで、書評の御紹介・・・? お金をもらうために「働き者」になるの?~『仕事と日本人』武田晴人著(評:荻野進介):日経ビジネスオンライン Part2は登録(無料)せねばですが・・・それはお任せということにて。 少なくとも戦前位までは、丁稚奉公から番頭さん、あるいは暖簾分け、転職と、意外と「職の自由」があったようだ。 かく言う私の母方の祖父・祖母は、ともに両親すら怪しい境遇だったが、色々な職を転々かつ手にしつつ暮らしてきたし、それが当たり前だったかのように幼い頃から聞いて育つと・・・私のような者になる(爆)。 近代の不幸の一つは「虚構の自由」にあるんじゃなかろうか? 個人的には封建時代の方が自由だったんじゃないか?とさえ想ってしまう。 それ位、少なくとも日本人の感覚には「仕事」というものに対する帰属的固定観念とでも言うようなニュアンスがあるようだ。 以前にも書いた気がするが、ある人事メインの先輩が米国から帰国して驚いたと言っていたことに、「まさにローリング・ストーンの感覚だ」というのがあった。 いわく「日本人のような会社に対するロイヤリティは、一切と言って良い位、期待出来ない」と。 実態はそうでもなく、日本式ロイヤリティの構築に成功している会社もあるのだが、やはり少数というのが実際のようだ。 逆に、では何故、それ程に日本人は?と感じてしまう。 それを「日本人特有の」と言うには歴史が浅過ぎるだろう。 つい、この間まで、終身雇用なんての自体がなかったんだし。 やはり波風立てたくないとか面子とか、そういうことなのかな? 私は何社か渡らせて頂いたけど、普通に正面切って「辞めます」と言って出てきたので、よく分からん。 辞めれば良くは言われないのが当たり前だと割り切ってもいたし、言いたきゃ言えばいいんじゃない?としかなあ・・・ 他の全てがそうであるように「自由」にも代償は付き物だ。 仕事をする上で「好き勝手にする」ことを「自由」と言っているわけでもない。 それでも私は、自分を束縛するものに対しては断固として闘う。 私の人生の責任は、私しか取れない! ・・・・なんて格好良いことを考えてもいない。 あえて言えば、天上天下唯我独尊(爆)!! ああ言えばこう言うと良く言われるが、こう言われたらああ言えばいいのだ(笑)。 全ては正しく間違っており、過ちて尚、正しいのである。 ただ・・・少なくとも今生の命は一つしかない。
Last updated
2012.02.24 21:11:43
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