易と正多面体
亞さんに「繋辞伝を読み続けると良いですよ」とアドバイスを頂戴。何が良いのかは分からないんだけど、なんとなくアンテナが立たないでもないのでチャレンジ中。で、どうせなら原文+読み下し文までのをネットから得られれば、解説に惑わずに向き合えるかな、と想ったんだけど、意外と少ないというか、ないんだなぁ。その途中で見つけたんだけど、私が抱いた感想というのは、なんか既に議論があったようだ(参考)。批判対象になった(てる?)みたいだけど、繋辞伝ってのは、易(経)という無道徳に陥りかねない伝承への挑戦だと想うんだよなぁ。自然の摂理中に置かれた人が、人のままに自然の摂理に適わんとするには如何せん?という。確かに繋辞伝による易の構築理論(?)とかには疑問が残るところもある。易というのは、多分だけど数理的原理(正多面体)に対する直感が働いてて、そのベースは正八面体なんだと想う。太極(1)-両儀(2)-四象(4)-八卦(8)というのは、2の自乗数なんだけど、これに呼応するのが立体で言うと正八面体の頂点に相当する。で、何故に上下三本なのかというと、この正八面体で形作る面に対して頂点を当てた正六面体(方の面)に、再度、その面に頂点を当てた正六面体を置くと、丁度、頂点の天地が元の正八面体に呼応する正六面体が出来る。で、そうすっと丁度、サイコロが角で立ってるような形になって、上(天)三面、下(下)三面になる。何故に二つ下るかというと、まず正八面体が宇宙=太陽を中心とした世界で、次にそれを回る地球、自分で回ってる地球、そんな感じとか・・・よくは分からんが、そんな直感が働いて出来たんじゃないかなー?と。まあ、そんなのはどうでもいいんだわさ。そもそも易経自体、よく知らんので考えても意味がない(爆)。ただ繋辞伝は魅かれる文も多いし、なにより本文自体も短いので、あんま易を意識せずに読むんでいいんかな?とも。まあ、なにはともあれ、昔の人は本当に偉大だ。