アメリカ、なりふり構わない姿勢か?
訂正:円高是正兼ねた欧州債購入、米への配慮優先し実現困難に(ロイター)なんとも珍妙な・・・外貨持ちの日本が危機にある欧州債購入で支援しようとするも、アメリカが難色ですと?中国・ブラジルのIMFへの出資拡大経由も警戒してるらしい。じゃあ、お前が金出せよ、という話なんだが、出来るわけがない。んで一方、日本政府(官僚)は自分達のことを棚に上げて、「金無くってマズイんで、増税が必要っす・・・」てなことを簡単に言ってるが、これも確りと状況説明すべきだろう。確かに「日本政府自体」は例に漏れずというか、国債発行に頼り切り状態で破綻に近い・・・いや、破綻してるというべきだろう(爆)。しかし「日本を一つの会計」と見た場合、つまり「政府+企業+個人」で見た場合は、「企業+個人」の資産・負債差額が大きいのでプラ転する。少し古いデータ(2010年3月末時点の模様)ではあるものの、まとめて下さっているのがコチラ(速報値で+270兆円程度)。ちなみに、よく言われた個人資産1,400兆円というのは過大算定という説もある(船井総研G調べ)。とは言え、2009年度確報の統合勘定を見るだけでも「スンゲーな・・・」と想わずにはいられん(笑)。政府なんてのは公共サービスの集合体なんで、どうしても赤字経営になりがちだ、ということまでは理解出来る。しかし、だからこそ節約倹約に努めて頂かなくては・・・。我が家でも、貧しいながらに「必要なら税金は仕方ないわな」という話が出る。しかし、それは「必要なら」だ。コツコツと日本国民が築いてきた国力。是非とも使いこなして欲しい。