124光年の距離の惑星に地球外生命の強力な証拠が・・」@ケンブリッジ大学の研究チーム
K2-18b の想像図 ネットの画像から。 今朝のNHKニュースで「124光年の距離の惑星に地球外生命の強力な証拠が・・」が流れ、まず最初に124光年ってどのくらいの距離?と思いました。 光が1年かかって到達する距離が1光年で9兆4600億kmなので124倍の距離と計算出来ても全く実感が湧きません。因みに太陽と地球の距離は1億4,960万kmで光の速さが29万9,792㎞/秒なので太陽から出た光は約8分後に地球に到達する事になります。 私には想像出来ないほど遥か遠くにあるこの「地球外生命が存在するかもしれない惑星」をネットで調べてみると4日前の記事がありました。 「124光年離れた距離にある星(K2-18)」を公転する「外惑星(K2-18b)」がその正体で英国のケンブリッジ大学の研究チームが大気を観測した結果生命体の生命活動によって生成される「ジメチルスルフィド(藻類のような微生物によって生成される)」とその存在を強く示唆する信号を発見した事で発表に至ったようです。 そしてK2-18b が初めてNASAで発見されたのは2015年でその2年後には大気中に水がある事、惑星表面では水を液体状態に保てる温度が維持されている可能性があると推定されたそうです。因みに半径は地球の2.6倍、質量は約8倍で地球より大きく海王星より小さいそうです。 このネットの記事は興味深い内容が満載ですが、科学雑誌「ニュー・サイエンティスト」は観測結果は検証が必要であり、別の非生物学的な要因によってジメチルスルフィドが生成された可能衛を排除するまでは慎重でなければならない点を強調したそうです。 宇宙開発でいつも思うのは、少しでも地球に平和をもたらす事が出来る資源や山積する地球問題を解決する糸口になるのだろうか?という事です。月でも他の惑星でもいつの日か人類が移住して住む事が出来るようになったとして、そこに持って行かない方がいいのではと私が勝手に考えるのは「宗教」です。