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2021.09.18
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カテゴリ:海外生活 美術館
​ 現在シンガポールの「サイエンス・センター」で開催中の「ダ・ヴィンチ(1452-1519)展覧会」で実物大の「最後の晩餐」の複製画の展示がありました。

   
460㎝x880㎝ 1495~1498年に制作

 説明にはフレスコ画ではなく石の壁にテンペラ絵の具を使うという前代未聞の方法で描いたため、ダ・ヴィンチの生存中から絵の具が剥がれるという事態が発生し、19世紀の中頃にはかなり状態が悪くなったため1978年から1999年の間に修復が行われ現在に至っているとあります。

 「最後の晩餐」を見て思い出すのは2006年にアメリカ人作家「ダン・ブラウン」著の「ダ・ヴィンチ・コード」を読んだすぐ後に「ルーブル美術館」を訪問したことです。本はルーブル美術館で館長の死体が発見されるというところから始まっていて、まさかとは思いながら不安な気持ちで美術館に行ったのが今は良い思い出です。その後に公開になった「ダ・ヴィンチコード」の映画も見ましたが、「キリスト」の横に女性のような姿で描かれているのが「ヨハネ」であるということを私はそれまで知りませんでした。作品や映画に合わせてヨハネを女性のように描いた贋作だと最初思ったほどです。

 「ダヴィンチ・コード」は空前のタブーに挑む「神であるキリストに妻や子供がいる」という箇所もあり、ヨハネが実はマグダラのマリアで2人の子孫が現在も生存しているというシーンもあり
ダン・ブラウンの暗殺説まで出た空前の大ヒット作品です。

 本や映画が公開された時はキリスト教に纏わるいろいろな記事が出て、その中で私が一番驚いたのは「キリスト教」の世界では1859年にダーウィンが発表した「種の起源(人間は猿から進化した)」を否定しているということでした。「旧約聖書創世記」に基づく「創造論」で「神が人間を造った」と信じているからだそうです。

 そして今回「最後の晩餐」を見たことがきっかけで調べてみると「カソリック」ではなく1555年に認められた新教である「プロテスタント(聖書の原点に戻る)」の信者たちに進化論を否定する人が多いということでした。

 プロテスタントと言えばドイツ人「マルティン・ルター」が腐敗したカソリック教会の改革に乗り出す宗教革命は学校の教科書で何度も勉強しました。ダ・ヴィンチが亡くなる2年前に始め38年かけて新教として認められています。

 ア
メリカはプロテスタントの比率が高く、現在でも3割~4割の人がダーウインの進化論を否定していて学校によってはこれを教えないところもあると書かれていてやはり少なからず私には驚きです。

 ダ・ヴィンチが生きていた時代は様々なことに対して公に批判することが禁じられていたので、絵画の中に何か暗号のように批判を込めたとも言われています。世界的に有名な絵画でも今までさほど気に留めることは無かった絵ですが、何かもうちょっと知りたいという気持ちにさせてくれました。

 ダヴィンチ自身は発明家でもあり彼自身が描いた飛行機やパラシュートなどが展示されていましたが、水上を歩くための道具も展示されていてこういうところに彼の人間味のような物を感じて少しほっとさせられました。




 









最終更新日  2021.09.18 11:08:18
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