星の国から星の街へ(旧 ヴァン・ノアール)

2022/05/04(水)11:15

街全体が「世界遺産」に登録されている「サンテミリオン」の「シャトー キャデット・ピオラ」訪問。

フランス旅行 ワイン(11)

 街全体が世界遺産に登録されているボルドー右岸「サンテミリオン」には2007年2月に行きました。元々予定にはなかったのですが、パリからボルドーに着いた翌日に参加した「ワインとチーズの会」で出会った日本人女性から「もし時間があったらサンテミリオンに行ってみて!」と電車の時刻表を託されたのがきっかけでした(彼女は電車の曜日が合わず次の目的地に向かいました)  持参した「地球の歩き方」で調べると、サンテミリオン駅は街の中心から離れていることとタクシーがないので、Libourne(リブルネ)駅で降りてタクシーに乗るのが便利と書かれています。ボルドーからリブルネ駅まで電車は毎日運行されているわけではないので要注意です。因みにサンテミリオン駅は無人駅です。      ​​駅はひっそりとしていてホームの木の前に「Saint Emilion」の掲示板が掛けられているだけです。 ​​  ボルドー地方右岸を代表するワインの銘醸地サンテミリオンでは5つの村で主に赤ワイン造りが行われていて、その葡萄畑や中世の佇まい残す街並の景観で世界遺産t登録は1999年です。         ​ 坂の多い街と説明がありましたが、滞在するホテルへも坂道を上りました。オフシーズンのせいかタクシーは一台もなくひたすら歩きました。何故か坂の上に男性が2人いてこちらを見ているので写真を撮ると、この後「ようこそサンテミリオンへ」のように抱きしめられて街に歓迎されているような錯覚に陥りました(今でも意味はよく分かりません)     途中にはおしゃれなカフェやマカロン専門店も。   ​  そしてこの街の観光スポットの1つは地下の石灰岩をくり抜いて造った「モノリス(一枚岩)教会」です。8世紀にブルターニュの修行僧「聖エミリオン」が隠遁生活を送るための洞窟を掘ったのがこの街の始まりで街の名前の由来になっています。ツアーに参加して説明を聞きましたが目に見えるところに頭蓋骨があったりで結構ヒヤリとしました。今でも本物なのか謎です・・。          ​    翌日は訪問を許可してくれたシャトー「Cadet Piola(キャデット・ピオラ)」でティスティングをしたり、市内にある「カーブ(ワイン蔵)」をのんびり見学したりしました。     そろそろボルドーに戻る電車に乗ろうとリブルヌ駅に行くつもりが葡萄畑の景色に魅せられせいか道に迷いサンテミリオン駅に到着。そして無人駅であることを知りました・・。  待ちに待った電車も無事やって来てまた40分ほど揺られボルドー駅に着きホテルに戻るボルドー市内のキラキラした街並みを見て、そうまるで中世の街から戻ってきたような不思議な気持ちになっていました。 ​​​​​​ ​

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