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テーマ:世界遺産紀行(1089)
カテゴリ:シンガポール 観光スポット
シンガポールで唯一「世界遺産」に登録されている「Botanic Garden(植物園)」内にある「Orchid Garden(蘭園)」には6万本ほどの蘭が植えられています。
シンガポールの「国花」にもなっている「蘭」ですが、調てみるとそれは日本でも有名な「胡蝶蘭」ではなく、多分名前はあまり知られていない「Vanda Miss Joaquim(バンダ・ミス・ジョキアム)」という柔らかい紫色をした混合種の蘭です。 世界の中でも混合種を国花にしているのはシンガポールだけだそうです。 新種の蘭を偶然自宅の庭で発見したバンダ・ミス・ジョキアムさんが1981年に行われた花の展示会にその蘭を出品し、出品された全40種(30種は蘭)のうちから国花に選ばれたという経緯があるようです。「混合種」であるということがシンガポールの持つ多民族性を象徴するという意味もあったようです。 今まで「オーキッド」という言葉は「蘭」の意味だと勝手に思っていたのですが「柔らかい紫色」と色を表す言葉であることも分かりました。 「Botanic Garden MRT(地下鉄)」駅を出てすぐ植物園の入り口があり、ゆっくり園内をマイナスイオンを浴びながら30分くらい歩くと「蘭園の入り口」です。これも蘭の一種?赤い色に元気をもらいます。 一昨年行った時は蘭の名前のプレートが見つけられなかったので、今度は蘭についてもう少し調べてから行くつもりです。 因みに「胡蝶蘭」を国花としているのはインドネシアでした。ただインドネシアを象徴する花は3つあり、国花としては「茉莉花(ジャスミン)」、魅力の花として「胡蝶蘭」、希少な花として「ラフレシア」ということでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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胡蝶蘭が国花だと思っていたのですが
違うのですね(;^_^A 混合種のバンダ・ミス・ジョキアムという蘭 とても気高くて品があり、色も薄い紫とはまさしくオーキッド! まるでシンガポールを表しているかのようです。 北海道の春は赤平からという毎年の行事 「らんフェスタ赤平」は世界のさまざまな蘭が赤平に集い かなり大規模な展覧会です。 蘭のグッズも盛りだくさんで日用品も激安で売ったりで 毎年行っていたのに今年も開催は無理のようです。 蘭の新種も沢山出ているけれど管理が難しそうなのでつい 良さそうなものは敬遠してしまいますが 彩りのない季節に二か月近くもそのままの状態で鮮やかに咲いている 胡蝶蘭は我が家にはとても癒しです。 今、胡蝶蘭が5鉢とカトレアが2鉢あります。 (2022.02.17 00:37:24)
アストロメリアさんへ
シンガポールの国花については私も今回調べて初めて知りました(汗)思えばコロナ禍になってブログを始めてシンガポールの知識が増えたことはとても有難いことです。赤平のらんフェスタ見ごたえがあるんでしょうね。胡蝶蘭が2ヵ月も鮮やかに咲き続けるなんて「花の生命力」も凄いですね。そして癒しの効果も抜群のことと思います。コロナ禍の収束まで後もう少し辛抱ですね。来年こそ赤平のらんフェスタの再会を願って。 (2022.02.17 12:31:02) |