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2022.05.25
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テーマ:ウクライナ(92)
  一昨日、2022年の「JFK 勇気ある人物像」の1人にウクライナの「ゼレンスキー大統領」が選ばれました。情報発信力を武器に世界を味方につける大統領の手腕には物理的劣勢をこのように克服できるのかと正に「目から鱗」です。

 そして各国へのスピーチにはアメリカであれば「キング牧師」の「夢がある」を「欲しい物がある」に替えて使ったり、3月の英国議会のオンライン演説では、まず文豪「シェークスピア」の「生きるべきか、死ぬべきか。それが問題だ」の名言を、また第二次世界大戦の厳しい状況で国民を鼓舞した「チャーチル元首相(1874-1965)」の「我々は森の中で、野原で、海岸で、街頭で戦い続ける」を引用し、ロシアへの徹底抗戦を宣言したようです。正にピンポイントでその国の人達の琴線に触れる言葉を発しています。

 


 ちょうど先月読んだ「塩野七海」著の世界を揺るがせた歴史上の大人物たち14人を取り上げた「男の肖像」の締めくくりがチャーチル元首相でした。その中で「行動力と文章力は両立しないのが普通だが、天はチャーチルに二物を与えた」とその才能を絶賛しています。

 そしてチャーチル元首相が1953年に「回顧録 第二次世界大戦」でノーベル文学賞を受賞していたことを初めて知りました。因みに同じ年の有力候補はアメリカ人作家「ヘミングウェイ」で、彼は翌年の1954年に「老人と海」で同賞を受賞しました。

 ネットで検索するとチャーチル元首相の名言がいくつか出てきて、その一つ「To jaw-jaw is
always better than war-war(交渉は常に戦争よりましだ)」や「絶対に諦めるな・・大事であれ些事であれ、重要な事であれ取るに足らない事であれ、信念と名誉と良識の許さぬ限りは決して屈服するな」は戦後77年経ってもそのまま生きる言葉となっているのは皮肉な事です。

 ゼレンスキー大統領の琴線に触れるスピーチはもう定番で、最近のネットの記事では日本の首相や閣僚にもっと発信力を高めて欲しいと非難の矛先が向かっているようです。北朝鮮からのミサイル攻撃にも拉致問題にも「非常に遺憾・・」と効果が全くない「遺憾砲」の発砲と揶揄されているようですが、日本のマスコミのネーミングの上手さには苦笑いしてしまいます。

 国の歴史や国民性を考えてすぐに発信力のあるスピーチというのは非常に難しいことだと思いますが、せめて「拉致問題」に代表される自国の問題は自国で屈服せずに解決する「策」を練りに練って欲しいと思っています。バイデン大統領がアメリカへ発つのを待っていたようにミサイルを発射する北朝鮮(そしてまたしても日本は遺憾砲で対応)が拉致問題についてアメリカが仲介役として北朝鮮と交渉できるのかどうか、被害者の方々の高齢化が進み、訃報を聞くたびにいたたまれない気持ちになります。

 







最終更新日  2022.06.09 21:31:18
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