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2022.07.07
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​ 昨日のNHK「歴史探偵」は鎌倉時代に2度に渡って大軍を派遣した「元寇(1274/1281)」についての考証でした。ちょうど今年塩野七海著「男の肖像」で「北条時宗」の元寇との闘いのみに費やしたような生涯や百田尚樹著「新版 日本国紀 上」でモンゴルの日本侵略を阻止出来たのは’決して「神風」のお陰ばかりでは無いというのを読んで「元寇」についてもっと知りたいと思っている時でした。

           
​ネットの画像から(実はクローン)​

 番組ではモンゴルの騎馬軍が使っていた在来馬「モウコノウマ」に焦点を当てていました。佐藤二郎所長の「元寇って神風が吹いて勝ったんじゃなかったの~?」の一声から始まって、実物大のモウコノウマの模型の背に乗ってみると座り心地がかなり悪い事が分かり、騎馬軍は立った姿勢で乗りこなしていたという事にまず「ほぅ~」という感じです。

 そして戦いのため数多くの馬が船で輸送され、その間に繊細で神経質な馬はストレスが限界まで達し、死んだり戦う事が出来なかった馬も少なくなかったのではと説明がありました。闘いの様子を描いた絵も紹介され、確かに馬に乗らずに戦っているモンゴル軍の姿が結構ありました。

 13世紀、陸続きであるユーラシア大陸のほぼ全域を勢力下に収めた(クリミア半島も)モンゴル軍が苦戦した理由の1つが日本が海に囲まれた島国であるため兵器となる馬も船で運ばなければならなかった事、九州が上陸困難な地という「地の利」にあったという事には今更ながらに驚きです。

 そして実際に神風(台風)が吹かなかったとしても本州からの数万の援軍が九州へ進軍中だったこと(到着前に闘いは終結)、モンゴル軍の兵糧が1ヶ月を切っていたことから日本の勝利は確定だったようです。

 ただ祈祷を続け「敵国降伏」の額の奉納を行った朝廷の立場や権威を守るため、鎌倉武士団の奮闘を過小評価して「神国日本には神のご加護がある」という考えを広め、ある意味現代でも「神風による勝利」のような事が伝えられ続けているのは何だか日本という国の本質を見る気がします。

 モウコウマを調べてみると本当に可愛い顔立ちでこんな馬が勇猛果敢に戦ったのかと思いますが、野生種は絶滅したらしく写真はネットからで「クローンのモウコノウマ」で出てきました。

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最終更新日  2022.07.30 08:40:06
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