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テーマ:短歌(1716)
カテゴリ:シンガポールから日本のこと。
8月18日のネットの記事に今年1月18日の「歌会始の儀」で佳子さまが詠んだ歌について書いた物がありました。
「歌会始~」の歌では2021年用のカレンダーの1月に眞子さん(この時は未だ内親王殿下)が2020年に詠んだ歌がカレンダーの下に「一口メモ」として載っていました。 「望月に月の兎が棲まふかと思ふ心を持ちつぎゆかな(子供の頃、月にウサギが棲んでいるとワクワクして満月を見上げたようなときめく心を持ち続けて生きていきたいものです)」 昨年秋の小室圭さんとの結婚の後にこの歌を見ると眞子さんの気持ちが31文字で正直に表現されているようで、改めて「短歌の力」を感じます。 ![]() そして今年1月の佳子さまが詠んだ歌は宮内庁でちょっとした騒ぎになっているようです。 「窓開くれば金木犀の風が入り甘き香りに心がはづむ(秋のある日に部屋の窓を開けると、金木犀の香りが風にのって漂い甘い香りにふれて嬉しい気持ちになりました)」 金木犀の花言葉は「謙虚」「気高い人」「真実」で9月~10月頃に咲く花なので眞子さんへの想いを込めた歌という解釈も出来ますが、実は「初恋」の花言葉もあるこの花を詠んだことで佳子さまの結婚が間近なのではと憶測が広がっているようです。お相手についても職業の情報が載っていました。 思えば眞子さんの結婚で皇室の事も以前より知ったような気がしますが、改めて驚いたことの1つは「皇室を出て自由になるには結婚する以外に選択肢は無い」ということです。皇族の一人として生まれた瞬間に人生の選択肢がぐっと少なくなるということに庶民としては複雑な気持ちになります。 2020年に初めて「古事記・日本書記」を読んで「天皇制」に興味を持ち始めていますが、神話で伝説上の「神武天皇」の曽祖父「ニニギ」が受け取ったとされる「三種の神器」が未だに天皇の即位の際に登場するという歴史を持つ国は世界中で日本だけなので、歴史・伝統・文化を大切にしながらも「窮屈」や「息苦しさ」を感じないで生きて行く方法はないのかなと考えたりします。
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最終更新日
2023.02.12 08:21:43
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