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星の国から星の街へ(旧 ヴァン・ノアール)

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2023.02.09
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​​ 先日イギリス系の食材店「Marks & Spencer」でイタリアのフレッシュチーズ「ブラータ
(モッツアレラチーズを袋状にしてその中に割いたモッツアレラと生クリームを入れたもの)を購入してからよくラベルを見ると「PUGRIA(プーリア州)」の表示がありました。

             
 プーリア州を代表する名産品の1品。     今までの中で一番完璧な球形に見えました。
 
 南部イタリアの地図でちょうどブーツのかかとに当たる地域で、プーリア州と言えば赤ワイン
​​
Primitivo(プリミティ―ヴォ)がすぐに浮かびますが、他にお薦めの白ワインはないかなと検索すると、ワインではなくこの地方にある「8に纏わる謎のお城」というのが出て来ました。
​​
               
「カステル・デル・モンテ城」        ​ ​城の平面図​

 13世紀にこの地方を治めていた「フェデリコ2世」によって建てられたもので、イスラム教への理解を示すようにキリスト教の拠点「シャルトル」とイスラムの中心「メッカ」との2点を結ぶ直線上に立地しています。この城は軍事のためでも居城でもなく別荘として客のもてなし用に使われたようですが、確かに写真を見る限りはあまりお城という感じではありません。

 1996年に世界遺産に登録されたこのお城の特筆すべきところは「フェデリコ2世の数学への造詣を示す黄金比を用いた八角形を象徴的に取りい入れた事で、全体が八角形の平面で構成され、中央に八角形の中庭を内包し、8つのコーナーにはそれぞれの八角形の小塔がそびえ、装飾には8枚の葡萄の葉、8枚のひまわりの葉と、8,8,8・・のオンパレード」と説明があります。単に「8」が好きだったからという理由ではなく数学や天文学に基づいたものなのか・・800年ほど経った現在でも多くの人を魅了しているとまた「8」の登場です。
 
​ 次回ブラータチースとプーリア州のワインを飲む時にはいつか訪れてみたいこのお城に思いを馳せて、数字の「8」の事も考えながら楽しみたいものです。

 






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最終更新日  2023.02.09 12:19:58
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