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テーマ:読書(9276)
カテゴリ:シンガポールのこと。
もう7年ほど前に本帰国した知人から譲り受けた50冊ほとの本は結局17冊読む事が出来ず、ほとんどがその中の1冊「神の国に殉ず」のように戦争に関する本で、私が本帰国して果たして読むだろうか?と考えて14冊は「シンガポール日本人会」に寄贈する事にしました。
以前に日本人学校へ寄贈した時は郵送出来たのですが、日本人会は直接持ち込みがルールだそうでキャリーバックに入れて日本人会へのシャトルバスの中で知人との思い出を蘇らせながら行ってきました。原田マハ著「楽園のカンヴァス」を頂いたのが始まりでした。「自分は絵には興味はないけれど絵の好きな人だったらきっと嵌ると思う」と言って渡され、その言葉通りにすっかりその後原田マハに嵌ってしまいました。 受付で地下一階の駐車場内に古本コーナーがあるのでそこに置いてくださいと言われ、行ってみると思ったより乱雑に捨てられたように置かれた本が結構あって、ちょっと胸が痛くなりました。棚のような物があると思って紙袋も段ボールも持参しなかったので近くにあった空の段ボールに「誰か読んでくれますように」と思いを込めて入れました。 ![]() ![]() 「本には魂が宿る」というような事を信じていて、調てみると古代ローマの政治家であり哲学者の「キケロ」が「本のない部屋は魂のない肉体のようなものだ」という金言を残しているそうです。 本帰庫後、楽しみにしているのは図書館通いで以前「図書館まで公共の交通機関を使って行き、本を読み、気になった箇所はメモする」のは健康にも脳の活性化にもとても良いというのをNHKの「あさイチ」で放送していました。 2023年は原田マハ著「リボルバー」や的場昭弘著「20歳の自分に教えたい 資本論」等々、興味深い本との出会いがありました。さて来年2024年はどんな本に出会るのか今からとても楽しみです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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