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テーマ:読書(9272)
カテゴリ:読書 原田マハ
本帰国したら定期的に図書館に通う生活をしたいと思っていたら、運よく新居から徒歩20分くらいの所に区の大きな図書館がありました。早速「かしだしけん(カードにはひらがなで)」を発行してもらい、どんな本に巡り合えるのかちょっとドキドキしながら書架を回りました。美術書の棚で圀府寺司(こうでらつかさ)氏監修・著の「ゴッホの夢 美術館」を見つけ、氏が原田マハ著「たゆたえども沈まず」のあとがきを書いた大阪大学の教授である事を思い出しました。
![]() 早速閲覧席で読み始めましたが「1-2 幸福のユートピア」の章にゴッホがアルルで書いた手紙が紹介されていました。 【自分自身は「大通り」ではなく、間違いなく、「裏通り」の印象派画家であり、今後もそれを貫こうと思う】 ゴッホ自身は「モネ」たち印象派の画家を「大通り」の画家、自分や「ゴーギャン」らを「裏通り」の画家と呼び画家としての生き方を貫こうとしたのではとあります。そして友人たちのために「隠れ家」を作りたいとも。さて、この続きを読みにと再度図書館に行ったら何と貸出中になっていて続きは来月になりそうなので別のゴッホの本を借りてきました。 ![]() ![]() 著者「ラルフ・スケア(翻訳 一杉由美)」 「エッテンの庭の記憶」1888年11月 アルル 以前にブログで「エッテン~」の絵についてアルルでゴーギャンの影響を受けてゴッホにしては珍しく想像力を使って描いた絵というのを書きましたが、著書の中に見開きで解説付きでありました。エッテンは7年ほどゴッホの家族が住んでいたオランダの町で全面の左側に妹のヴィルと母親が描かれ、濃い青紫色やレモン色が母親の人格を表しているそうです。ちょっとでも解説があると絵の理解が深まる気がします。 ![]() 書架にお気に入りの原田マハ氏の見た事がない本を発見して、これは次回借りるつもりです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.02.18 21:27:43
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