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テーマ:宇宙(900)
カテゴリ:本帰国で再発見!
今月19日にイタリアのトレント大学が率いる国際研究チームが「月の地下に洞窟のような空洞が存在する事を示す研究結果を発表し、この発見は将来の月面基地建設にとって極めて重要なものになるかもしれない」と昨日のネットの記事にありました。
記事によると月の地下に空洞があるという説の真偽については何十年にもわたって議論されてきたが、今回の発表は2010年にNASAの無人月探査機「ルナー・リコネサンス・オービター」に搭載された高周波測定器によって観測されたデータの検証からもたらされた結果だそうです。NHKのニュースでも昨日簡単に紹介していて空洞の場所は「アポロ11号(1969年)7月」が着陸した辺りで、ここに将来月面基地建設が可能なのではという事でした。 更に記事では天文学者たちが半世紀以上にわたって月の地下に洞窟や「トンネル」が広がっているという説を唱えていて2009年に専門家チームが月面に深い縦穴を発見したことで、月の地下で溶岩が冷やされ地下空洞が形成された事が裏付けされていたたそうです。今回の研究発表は更に長いトンネルの存在を実証するものだそうです。 宇宙に関して素人ながら「洞窟」と聞いてすぐ浮かぶのは月での過酷な温度差をどれくらい和らげてくれるのかという疑問です。改めて月面の平均気温をを調べてみると、赤道付近は昼は110℃、夜は-170℃と200℃以上の温度差があり、これは月の大気が薄い事によるものだそうです。大気には熱い太陽の光を和らげ、そして温まった地表の熱を逃さないという働きがあるそうです。 記事に掲載された洞窟の天井からの見える「青い地球」が神秘的すぎです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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