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星の国から星の街へ(旧 ヴァン・ノアール)

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2024.08.30
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 一昨日放送のNHK「歴史探偵x光る君へ コラボスペシャル2」」では「源氏物語」が書かれた「紙」にもスポットライトを当てていました。以前に「源氏物語」の特集雑誌で紫式部が一条天皇の中宮として入内した「彰子」の女房(家庭教師)」として参内することを決意した大きな理由の1つに「紙」があるというのを読んで、ドラマの中でその紙の貴重さが描かれるのかなと思っていたところでした。

 紙の発祥は古代エジプトのパピルスですが、現在の形に近い紙が発明されたのは2世紀頃の中国で、日本は卑弥呼が邪馬台国の女王になった頃の事です。そして製紙法は500年ほどの時を経て朝鮮半島から日本に伝わり、927年に
「藤原忠平(880-949)」が日本初の製紙法の記述をしたそうです。藤原忠平と道長の関係は?と調べると忠平の孫が道長の父「藤原兼家」なので道長はひ孫に当たるようです。宮中と紙の太いパイプが見つかった気がします。

 大河の中で描かれている「まひろ(紫式部)」が自邸で物語を紙に書くシーンでは「もっと紙がふんだんに使えたら」と思っているのではとか娘の賢子が自分をかまってくれない母に嫉妬して紙を燃やすシーンでは「高価で貴重な紙を・・プルプル」となったのではと想像しながら見ていました。

 それにしても「光る君へ」の脚本は面白く、源氏物語の誕生から続編と続く経緯を道長が娘彰子と一条天皇との間の皇子誕生の画策と結び付け、一条天皇が興味を持ち始めた「源氏物語」の続きを参内して書いて欲しいというお願いは「眼から鱗」のようでもあり納得以上のものでした。大河ドラマの醍醐味は今まで焦点を当てられなかった人物や出来事に焦点を当てて「目から鱗」を見せて貰うことで、今後源氏物語の登場人物とドラマの登場人物と何らかの関係が描かれるのかどうかとても楽しみです。

 因みに平安時代の紙の値段は現代のお金に換算すると1帖(畳1畳と同じで半紙20枚分)で数万円という記事も見つけました。今はペーパーレス化が進み紙の本の発行数も減っているようですが、時には紙の特質を実感しながらの読書の大切さも感じます。




 

 





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最終更新日  2024.08.30 12:24:07
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