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星の国から星の街へ(旧 ヴァン・ノアール)

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2024.09.02
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 9月8日(日)から毎週日曜日に全26回で再放送される「スペシャルドラマ 坂の上の雲」のために昨日、日露戦争時の日本海戦を勝利に導いた「秋山真之」を演じる「本木雅弘」さんが2009年から2011年にかけて放送された全13回の撮影や共演者との思い出を語る番組を見ました。前回の初回放送から15年も経っている事にまず驚き、見逃した回はあったもののいくつかの感動シーンは今でも鮮明に蘇ります。

 「司馬遼太郎」原作で明治維新後の日清・日露戦争時代に愛媛県に生まれた「秋山好古(1859-1930)」「秋山真之(1868-1918)」、俳人の「正岡子規(1867-1902)」の3人が主人公です。秋山兄弟については兄の好古がフランスをモデルにした陸軍に弟の真之がイギリスをモデルにした海軍に入隊し日露戦争の勝利に貢献した軍人であった事をこのドラマで初めて知りました。

 明治維新によって日本は国家となり国民となった日本人が近代国家を造り上げようとある意味少年のような希望を抱いてがむしゃらに時代の坂を登っていく「青春物語」のようでもあります。このドラマを見た当初は私自身は「日露戦争」については最大の激戦地となった中国の「203高地」とか陸軍軍人「乃木希典」の活躍と日露戦争後の明治天皇崩御の際に夫婦共に殉死した事ぐらいの知識しか無かったのですが、2年前に読んだ「百田直樹」著の「新版 日本国紀」で日露戦争の勝利がいかに政治家たち緻密な戦略によってなし得たものかを知りました(具体的にはイギリスと日英同盟を結びイギリスの援護を得た事、戦費捻出のため時の日銀総裁「高橋是清」のイギリス政府との交渉など)

 思えば政治家・軍人が総力をあげて何とか勝利を得た日露戦争、棚からボタ餅のような第一次世界大戦勝利をきちんと総括していれば、決して第二次世界大戦の悲劇には繋がらなかったのではとも思います。

 因みに「坂の上の雲」で一番印象に残ったシーンは好古演じる「阿部寛」さんが軍人たる者常に身軽でいるべきという思いから長く「茶碗一個」の独身生活を続けるも、お見合い後にプロポーズのように「茶碗は2つあっても良いと思っている」でした。昨日の番組でそのシーンが流れt妻となる多美を演じる「松たか子」さんのその言葉を受けての幸せそうな顔が光り輝いて見えました。

 前回で見逃したもっと政治的な視点からの「日露戦争」に注目して再放送を楽しむつもりです。

 







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最終更新日  2024.09.02 12:37:26
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