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星の国から星の街へ(旧 ヴァン・ノアール)

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2025.01.01
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 昨日のNHK紅白歌合戦の特別企画「スピンオフドラマ&米津玄師のコラボ」は朝ドラ「寅に翼」の秀逸さを改めて感じさせるものでした。

 スピンオフドラマの時代設定は1937年(昭和12年)の年末で、この年の7月に太平洋戦争へと続く日中戦争が始まっています。寅子の「穏やかな年の瀬を迎えたくても、この世は余りにも穏やさからも平和からも程遠くて・・海の向こうでは戦争をしているし苦しい思いをしているご婦人方は山ほどいる」のセリフには今も続くウクライナ戦争や中東問題も頭をよぎります。

 戦争に人生を翻弄された人、男尊女卑という風習に苦しむ弱者の立場に寄り添い誰もが少しでも生きやすい世の中にと努力を続け周りの人達も巻き込んで行った寅子の人生には尊敬の念と共に大きな元気をもらいました。

   

 スピンオフドラマで寅子の両親の「来年はそして次の年はもっと良い年になっている。そして100年後はもっと・・」のセリフの後に自然な流れで米津玄師さんの「さよーならまたいつか!」でした。コラボの撮影が「寅に翼」の中で東京地方裁判所として使われていた現在の「名古屋市政資料館」である事を初めて知りました。調べてみると1922年(大正11年)にネオバロック様式で建てられたレンガ造建築物で、実際に1979年まで裁判所として使用されていたそうです。ライトアップの効果もあり重厚な建物の様子がまた歌やダンスを盛り上げてくれました。寅子との最後の決めポーズにもほっこり。

 こんな素敵なマリアージュのような
ドラマと主題歌にまた会える事を楽しみにしています。







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最終更新日  2025.01.01 15:57:46
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