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カテゴリ:本帰国で再発見!
ワイン仲間との先週の新年会の2次会は札幌中央区にあるカウンターだけのワインバー「Bistro Oignon」でした。1次会の居酒屋でビールや日本酒でしっかり食べてしまったので、おつまみ程度でワインを楽しもうという事になりました。赤、白それぞれ3種類の店主のお勧めのワインボトルがカウンターに並び、私は白の中にあったロゼをグラスで注文しました(他の2種類の白は葡萄品種「アリゴテ」と「シュナン・ブロン」)
![]() 「LA VOIE ROMAINE]」2022 アルコール度数12% 選んだ理由は店主の説明で葡萄品種「シラー」100%で造られたロゼで、産地がPessac Leognan(ぺサック・レオニャン)だった事です。ぺサック・レオニャンと言えばメドック地区以外で唯一「5大シャトー」の1つに名前を連ねる「シャトー・オー・ブリオン」がある「グラーブ」地区(ボルドー左岸、メドックの南)で、ここで造る赤、白ではないシラー100%のロゼガ飲めるというのは貴重な経験と思ったからです。肝心の味わいは程良い辛口と果実味の絶妙なバランスで後で調べてみると、このワインを造る「Chateau Haut Vigneau(シャトー・オー・ビニョー)」では年間5400本しか造っていないということです。 ![]() ![]() 2杯目のワインを考えながら店内の壁にある料理のメニューを見ていると「エゾシカのロースト」が目に留まりました。本帰国後、札幌ではエゾシカ肉を使った製品をよく目にし、今まで「エゾシカのテリーヌ」「エゾシカ肉まん」を試しましたが、他の2人も「是非試してみたい!」という事で注文しました。 それに合わせて私が選んだのはローヌ地方の「Domain De Givaudan Cuvee Elise」で葡萄品種はグルナッシュとシラーです。エゾシカ肉はシェフの腕も良いと思うのですが、柔らかく野性味のような物もなく極上の一品でローヌのワインとは完全にマリアージュでした。古くからヨーロッパでは一般的だったシカやウサギなどのジビエ料理は1990年代にフランスから日本へ伝わったそうです。 今年はどんな素晴らしいフランスのワインと料理に出会えるのか期待で一杯です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2025.01.09 12:54:25
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