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テーマ:ドラマ大好き(4099)
カテゴリ:ドラマ&映画等など。
NHKドラマ10で現在放映中の「東京サラダボウル 国際捜査事件簿」は原作が漫画で(著者は「黒丸」)タイトルに惹かれて見始めました。
![]() 奈緒さん演じる国際捜査の刑事「鴻田麻里」の鮮やな緑色の髪に初めは「ギョッ!」と思いましたが、よく考えるとこんな外見のお医者さんや学校の先生がいたら患者や生徒によってはもっと親近感を覚えるのではと思ったりします。鴻田刑事の相棒を務める松田龍平さん演じる「有木野了」は警察の通訳部で中国語を担当する役で通訳部の存在をこのドラマで初めて知りました。 「東京サラダボウル」は秀逸なタイトルと思いましたが、NHKのホームべージにこのドラマ制作の意図について「1つの言葉への理解が、“誰かの人生”への理解に繋がれるかもしれない…。 昨今メディアに躍る“外国人犯罪・外国人事件”という言葉。犯罪が起きる事実はあっても、言葉が独り歩きすることで一部に偏見や差別を生んでいます。 これは「事件」と一括りにせず、外国人居住者の方たちの暮らしや人生に光を当て、そこに向き合う刑事と通訳人の目線で、異国で生きる葛藤に出会っていく物語です。 ますます未来は多文化が共存する“サラダボウル”になっていく日本・・・」とサラダボウルの奥深い意味の説明がありました。 個人的な経験で札幌で日本語教師をしていた時に担当したクラスの中国人学生が犯罪に巻き込まれ、母国に強制送還された事があり、その時の思いは未だにしっかり記憶にあります。もしその時、このドラマのような刑事や通訳人がいたら・・とも思います。 ![]() ![]() 松田優作さん)1949-1989) 話は変わって、通訳人を演じる松田龍平さんの演技が何とも魅力的で父親であり名優だった「松田優作」さんをどうしても思い出してしまいます。写真を見る限り面長の顔や目は父親譲りかなと思います。そして松田優作さんのドラマと言えば、一番印象に残っているのは1982年のお正月ドラマ「春が来た」です。それまでのハードボイルド系の役ではなく普通の心優しい繊細な青年を好演し、新境地を開いたドラマとも言われました。松田優作さんが亡くなる7年前のドラマです。脚本家の向田邦子さんと言えば辛口の家族ドラマで有名ですが、タイトルの「春が来た」とは裏腹な結末に「人生って・・」と考えさせられたドラマでもあります。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2025.01.26 14:45:38
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