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カテゴリ:本帰国で再発見!
昨日のネットの記事にパリで暮らす86歳のデザイナー「弓・シャロー」さんの「いちばんお金をかけている事」がありました。「お金は健康に1番かける。後は心配し過ぎない事が大切」は住む国が違っても全く同感です。
そして弓・シャローさんが思う「美味しいバターがある国(フランスと日本を挙げています)には文化がある」にまたしても同感です。20年間暮らしたシンガポールは食料品は基本的にはほぼ輸入で、特にチーズやバターは日本産も含めて値段はそんなに変わらないのでヨーロッパ産や豪州産など色々な国のを試しましたが、やなりフランス産のチーズやバターは「唯一無二」の味わいがあります。 「発酵 エシレバター」については以前日記に書きましたが、牛乳の質や歴史と伝統ある製法の賜物と言えるほどのコクのあるバターでトーストに塗るだけでも、パスタやハンバーグ料理に使ってもその美味しさが際立つ1品です。 ![]() 一昨年本帰国して大丸デパートでエシレバター(250g)が5千円ほどだったのには本当に驚きました。シンガポールではスーパーでも専門店でも大体13ドルぐらい(1400円ぐらい)でしたが、昨年11月に帰星した時にスーパーで確認すると値引きで11.9ドルでした。購入して「お家ごはん」の時に友人達に食べてもらいましたが「文句無し!」の大好評でした。 どうして日本ではそんなに高値なのか農水省のホームぺージを見ると輸入のチーズやバターについては関税率が29.8%+985円/㎏とあり自国の製品を守るためというのは理解出来ても、それにしても今話題になっているアメリカが外国産の自動車にかけるとされる関税25%を上回っているのには愕きです。 ![]() 「Beurre Bordier(海藻入り ボルディエバター)」125g 7.8ドル 在星中に通ったフランス食材店「So France」ではエシレバター以外にも常時数種類のバターが売られていて味比べが出来るのも楽しみの1つでした{ボルディエはコクではエシレに撒けますが。色合いが鮮やかです) 国の政策として関税の必要性も分かりますが、もう少し自由に美味しい物が味わえる社会になったらなぁとも思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2025.02.24 11:03:36
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