ワイン仲間から札幌市東区にあるちょっと面白いイタリアワイン専門店「はやしや商店」の情報を貰い先週の金曜に行って来ました。主に飲食店にワインを卸すお店のようで店内には所狭しとイタリアワインが並んでいました。シンガポールでよく飲んでいたピノ・ネロ100%のロゼがあればと思いましたが残念ながら取り扱いが無く、次のお目当てであるイタリア北西部ピエモンテ州の葡萄品種「コルテーゼ」100%で造る「GAVI di GAVI」は2種類販売していました。
店主は気さくな人でとても丁寧にワインを説明してくれるので(特にGAVI di GAVIの説明は熱が入っていました)更にあれこれ物色しているとイタリア産「RIESLING(リースリング)」を見つけました。ボトルの形もドイツやフランスのアルザスと同じ細長タイプでこれには驚き、店主に尋ねると「本当、どうしてイタリアで葡萄品種リースリングを育ててワインを造ろうなんて思ったのかなぁ・・?」とやはりかなりのレア物という発言でした。「おまけにこのワイン税込みで1470円とお買い得、味は保証します!」との事でまずはこの1本を購入しました。

イタリア北部ピエモンテ州の東に位置する「ロンバルディア州(州都はミラノ)」の「RIESLING CRABO」2023年 アルコール度数12%です。何に合わせようかとちょっと考えて「タラ」のフライに檸檬をたっぷりかけて頂きました。本場のアルザス産に比べて若干「大味(うまく表現出来ませんが💦)」の感がありますがコスパ、話題性としては申し分ないワインかなと思いました。
因みに「RIESLING CRABO」はイタリアワインの格付けである「DOCG(最上級ワイン」」「DOC(上級ワイン)」に次ぐ「IGT(地域特性表示/地酒)」なので生産地ロンバルディア州の「Pavia(パヴィア県)ではリースリングが推奨葡萄になっているようです。
次回はやっぱりGAVI di GAVIを購入と思いますが、私には珍しいシチリアのロゼも見つけました。店主から輸入業者の説明もあり「Pacific~」や「スリーボンド~」だと本業の利益がある会社なのでワインに関してはあまり利益を取っていないので売値も安くなっていますとの事でした。こんな情報が貰えるお店だと足繫く通ってしまいそうです。