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星の国から星の街へ(旧 ヴァン・ノアール)

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2025.04.04
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テーマ:読書(9363)
カテゴリ:本帰国で再発見!

九段理江さん 雑誌 広告に掲載写真

 先月ネットの記事で芥川賞受賞作家「九段理江」さんが「95%を人工知能(AI)で書いた短編を雑誌 広告で発表」を見て、雑誌発売日の数日後に本屋さんに行きましたが札幌では紀ノ国屋書店のみの取り扱いでおまけに完売という事でした。オンラインで注文した雑誌が昨日届き早速読んでみました。

 3ページの短編のタイトルは「影の雨」、執筆者は「CraiQ+九段理江」で九段さんがAIに名前を付けたそうです。ただ名前を付けることについてはAI研究者から愛着が湧いて関係性が変わってくるのではと指摘があったそうですが、実験として敢えて名前をつけたそうです。

 短編は「最初の人間が登場し、最初の感情が発生し、感情は生存のための微弱な鼓動として始まり、やがてそれ自身の形を持つようになった」で始まり、「最初の人間が登場し、最初の感情が発生するまでの巨大な暗闇が私を吸い込んでいく」で終わっています。残り5%のうち、この最初と最後の文を九段さんが書いたそうです。

 「
人間の感情の起源やその意味」についてAIの「私」が考えた内容です。そして感情のあちこちに見え隠れする「影」の存在にも触れていて怖さのようなものも感じます。このテーマはAIが提案したようですが、AI自身のために執筆という流れにはならなかったそうです。現時点では「創作の欲求は人間ならではのもの」と九段さんは結論づけています。

 今回のこの挑戦は何かを書きたいと思っている人に「自分にも小説が書けるかもしれない」と思ってもらう事にもあったようです。九段さんはこの短編についてご自身は100点満点、CraiQは96点の評価をしています。4点は何がいけなかったのかCraiQに質問してみたいものです。





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最終更新日  2025.04.04 10:50:03
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