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カテゴリ:本帰国で再発見!
![]() アルコール度数12.5% 2024年 IGP 先週木曜のワインセミナー(フランス編)で2杯目の試飲がラングドック地方の「Vin Printemps(春のワイン)」の白(葡萄品種はソーヴィニヨンブランとシャルドネ)で名前の通り春らしいピンク色のラベルと果実味溢れるワインでした。個人的にはこの果実味より少し辛口のワインを試してみたいと思い、同じVin Printempsのロゼを購入しました。葡萄品種はシラーとグルナッシュです。 ![]() アルコール度数13% 2020年 AOP ラングドック産、シラーとグルナッシュで造るロゼですぐ思い出したのは在星時に飲んだ「Petit Chaperon Rouge(小さな赤頭巾)」です。何故日本でも有名な童話「赤ずきん」がラベルに?と思って調べると生産地「PIC SAINT-LOUP(ピック・サン・ルー」のLoup(ルー」がフランス語で狼の意味で、実はグリム兄弟が「赤ずきん」を発表する前にフランスの童話作家がオリジナルとなる物語を書いていた事に因んでいるようです。そしてピック・サン・ルーは長年の努力が実を結び2017年にAOPラングドックからAOPピック・サン・ルーに昇格しています。 実はこのロゼを初めて飲んだ時「ロゼってこんなに美味しかったかな?」と思うほどの味わいだったのを今でも覚えています。IGPよりも厳しい規制の元で造られるAOPワインの本領発揮なのかもう1つの葡萄品種「ムールヴェ―ドル」が加えられているためなのか、機会があればもう1度飲んでみたい1本です。 因みにヴァン・プランタンのロゼは私にはやっぱり果実味が際立ち過ぎという感じでした。ヴィノスやまざきの店主によると「果実味好きの日本人の口に合うようにシャトー・レ・グラーヴに特にお願いして・・」という事でしたが、本領発揮の辛口を是非試してみたいものです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2025.04.18 14:58:18
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