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2025.06.16
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カテゴリ:本帰国で再発見!


 今朝のNHK「おはよう日本」の「ニュースの”ハテナ” 選挙はなぜ日曜日?」のコーナーで「選挙(投票日)を日曜日に定めるとは法律では明記されていない」という事を今更ながらに知りました。日曜日以外に選挙を実施している自治体の例として北海道飯豊町議会議員選挙の水曜日実施を挙げ、選挙に関わる経費を日曜実施より約半分に削減(職員の休日出勤手当の削減等)したとパネルで説明がありました。

 調べてみると財政が緊迫している自治体では経費削減のため平日に選挙を実施している例として山形県、秋田県、北海道の町名が13ほどありました。町によっては投票率が80%を超えた年もあるようですが、逆に投票率が下がり日曜日に戻した所もあるようです。平日選挙のメリットとしては週末に立候補者が有権者に対して政見を伝える機会が増えるというのもあります。

 今朝の「おはよう日本」での選挙のトピックは来週22日(日)の「東京都議会議員選挙」に合わせたもので、やはり投票率の低さも取り上げていました。4年に一度の選挙で今回で22回目となるこの選挙についても調べてみると、一番高い投票率だったのは1959年(昭和34年)の70.13%でした。戦後の復興著しいこの年には現上皇明仁様と美智子様のご成婚、1964年の東京オリンピック開催決定、初のプロ野球天覧試合で故・長嶋茂雄選手のサヨナラホームランと「頑張れば良い未来・将来が見える」時代だったのだと思います。

 そして過去最低の投票率は1997年の40.80%で、この年は山一證券や北海道拓殖銀の倒産がありバブル崩壊に拍車をかけました。この最低の投票率に一番近いのが前回2021年(令和3年)の42.39%です。まだコロナ禍の中にあり選挙への足も遠のいたのかと推測します。それにしても平均の投票率が50%台というのは日本の選挙制度にも大きな問題があるのではと思わずにはいられません。万が一、昨今の物価高(特に食糧品)で生活苦を訴える国民が増える中、投票率が前回より低い結果であれば政府には抜本的改革をお願いしたいところです。

 「選挙の義務化」というのも浮かびます。現状、世界中で選挙の義務化を規定しているのは23ヶ国で、アジアではシンガポールのみです。20年間シンガポールに住み90%を超える投票率を目の当たりにしてこの義務化(罰金有)が大いに功を奏している感がありますが、シンガポールならでは特異性もあります(小さい国で地方自治体が存在しない事と一院制で選挙回数が少ない等)ただ義務化を日本独自の方策で取り入れる事はそんなに難しい事ではないのではと考えます(罰金は科さないとか投票の簡略化等)

 改めて憲法に記載されている「国民の三大義務」を見てみると「納税の義務」「教育を受ける義務」「勤労の義務」とあります。勤労の義務には「働く能力のある国民は勤労の義務を負う」と説明があります。少なくても勤労している者にはそれなりに豊かな生活を保障をして欲しいものです。そしてその豊かさを享受するにはやっぱり「投票」は不可欠ではと思います。「勤労の義務」より「選挙の義務」と。





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最終更新日  2025.06.16 11:45:11
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