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テーマ:読書(9885)
カテゴリ:読書 原田マハ
本の表・裏表紙の「二菩薩釈迦十大弟子」 昨年のHBC文化塾の講演者の1人として来道した原田マハ氏のお話しを直に聞いてみたいと思いながら仕事の都合で行けず、参加した友人からいくつかエピソードを聞き昨年発行の「板上に咲く」を貸して貰い昨日読み終えました。 版画家「棟方志功(1903-1975 青森市生まれ)」の名前は知っていても直に作品を観た事がなく一心不乱に版木を掘る姿は映像で見ましたが、その人となりを私は知りませんでした。「板上~」では冒頭に棟方志功が雑誌「白樺」で見たゴッホの黄色く燃え上がるような「ひまわり」に感動して「ワぁ(私)ゴッホになる!」と叫ぶシーンがあります。原田マハ氏と言えば「たゆたえども沈まず」や「リボルバー」で独自の視点も含めてゴッホの生涯を描きゴッホ研究家としても卓越していてゴッホ好きの私は興味深く読み始めました。 以前日記に書きましたがゴッホを日本に初めて紹介したのは当時医学のためドイツに留学していた森鴎外(1862-1922)で1910年に「雑誌スバル」の中で「最近ヨーロッパで注目を集めている画家・ゴッホ」とゴッホの人生には触れずにそっけない様子で紹介したそうです。その鴎外の記事から半年後に雑誌「白樺」でゴッホが取り上げられ白樺派を代表する作家「武者小路実篤」等がゴッホの絵よりもその生きざまへの関心、共感、憧れを綴り多くの青年たちの間で「ゴッホ熱」や「ゴッホ神話」が広まったそうです。 小説「板上~」では雑誌「白樺」の創設者「柳宗悦」が棟方志功に多大な影響を与える人物として登場しています。妻の「チヤ」ももし柳宗悦先生に出会わなければ棟方志功の人生はかなり違ったものになっていたのではと語っています。
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最終更新日
2026.01.05 12:23:55
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