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星の国から星の街へ(旧 ヴァン・ノアール)

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2026.02.14
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 昨日放送の朝ドラ「ばけばけ」は驚きのシーンがいくつかあり、その1つが熊本の第五高等中学校へ赴任するヘブンの後を追って錦織の弟「丈」が「自分も熊本に行ってヘブン先生の教えを請う」と言ったシーンでした。単純にヘブン先生への師事としても「何故遠く離れた熊本へ・・」と思いながらネットの記事を見ているとその中に回答がありました。

 1886年(明治18年)の政府による「中学校令」によって全国5つの学区に中学校が設置され、ヘブンが赴任した「第五高等中学校」はその1つでした(他は東京、仙台、京都、金沢)松江中学が県のエリート校であったのに対し熊本中学は全国屈指のエリート校で卒業さえすれば無試験で東京帝大に入学出来たそうです。出世を願う者であればこれは見逃せないチャンスです。


 余談ですが、在星時に鹿児島出身の駐在員の方が熊本の高校に進学したと話していた時周りの人から「優秀なんだなぁ」と言われていたのを思い出します。江戸時代に肥後藩での教育が非常に盛んであった事もその時聞きました。教育が盛んになった理由は江戸中期の慢性的な財政赤字からの脱却のため優秀な人材を育てる必要に迫られたためだったそうです。

 そして熊本高等中学校の歴史を調べてみると「歴代校長」の名前に「嘉納治五郎 1860-1938 兵庫県出身)」がありこれにも驚きました。彼の名前を初めて知ったのは2019年の大河「いたてん~東京オリムピック噺~」で、柔道家である彼は日本の様々なスポーツの発展に尽力した偉大な人物として描かれ、熊本出身で1912年の日本人初のオリンピックマラソン選手「金栗四三」とも大きな関わりがありました。嘉納治五郎校長の在任期間は1891年~1893年まででほぼラフカディオ・ハーンの在職期間と一致しています。残り1ヵ月半となった「ばけばけ」も今後の展開が大いに楽しみです。

    
和装のラフカディオ・ハーンと
洋装の夏目漱石

 因みにヘブンが熊本を離れた2年後に「夏目漱石」が熊本高等中学校の英語教師になり、すれ違いながらも東京帝大でも英語を教える事になったヘブンと夏目漱石の何らかの関わりがドラマに登場するのか、実際には交流は無かったらしいという事ですが・・。現代に名を残す人達の登場があると気分もちょっと上がります。





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最終更新日  2026.02.14 12:36:49
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