広島選手詳細15
『菊池涼介』 本日は広島の選手を見ていきたいと思います。今回は菊池内野手、昨季は持ち前のパンチ力が復活して9本塁打を記録、しかしながら打撃はレギュラー定着後最低のOPSを更新してしまい、チャンスでも打てないシーンが目立つなど少し厳しくなってきたのかな?というイメージがつきつつあります。 まず打撃内容を見ていきますと、ミートは453打数69三振で6.565とまずまず高い方で一昨年とほぼ同じ水準(6.50)となっています。しかしながらBB/Kは25四球/69三振で.362と非常に低く、一昨年の.4705から悪くなっており、IsoDは.040と低く、出塁率が伸びてこないのも納得でしょうか。IsoPは.101と久々に.100を越えてきました。 続いてbatted ballですが、163GB:127FB:44LD:47IFFB:9HRとなっており、GB/FBは0.891とフライの方が多くなっています。続いて打球別打率ですが、GB打率が.270、FB打率が.197(内F抜きで.257)、LD打率が.659となっており、異常なFB打率の低さが目に付きます。GB/FBは2021年に16本塁打を打ったシーズンと変わらない水準(0.88)ではありますが、飛ばない球の影響をもろに受けてしまったのかもしれませんね。 そして外野への打球方向ですが、レフト方向が91、センター方向が60、ライト方向が43となっており、基本的には引っ張り傾向が強い打者で、2021年と同じです。次に打球方向別打率ですが、レフト方向が.626、センター方向が.317、ライト方向が.395となっており、詳細を見てきた選手の中で初めて.300代の選手が現われましたね。ちなみにこちらも2021年同様の打球方向別打率と同じような傾向が出ていますね。レフト方向への打率も決して高いとは言えず、外野へ飛んだとしても高確率でヒットとはならなかったという事になります。 最後に打撃フォーム(youtube)(youtube)ですが、元々ドアスイングの打者なのであまり技術的にはそこまで高いわけではないと思います。それでも前肩を内側に捻るような動作がないのでバットはスムーズに出せているように感じ、巻き込んで打っていくタイプで且つ思いきり強振しており、打ち終わった後の体勢を見ても右肩がある程度引き上がっているので打球に角度もつけやすく、これまでに8度も二桁本塁打を打ってきた理由も頷けるのではないでしょうか。ただ踏み込んだ時には右肩は下り始めているので四球を選ぶようなタイプではなく、上記の通りスイング軌道もかなりのドアスイングで、あまり飛ばない球の影響もあったかとは思われるものの年齢的な衰えも見え始めてきているからか、フライの打率が芳しくないですね。 身体能力でカバーしてきた打撃ですが、2021年と同じようなGB/FBだったり、打球傾向であるにもかかわらずここまで軒並みはっきりと落ち込んでしまっています。守備では衰えを経験や技術でカバーしていると本人談を見かけましたが、そろそろ打撃面でも技術面の見直しが迫られているのではないかな?と感じます。今季はドラフト1巡目で佐々木が入団した事もあり、場合によって元々二遊間内野手の小園が二塁や遊撃を守る機会もあるかと思われるだけに、菊池にとっても正念場と言えるのではないでしょうか。ただ首脳陣の信頼は厚そうで、春季キャンプは1軍スタートとなっています。守備では頼れるプレーを見せ続けているだけに、打撃の方でも新しい事にチャレンジして成績を伸ばして若手を跳ね除ける活躍を期待したいところです。★先着クーポン利用で500円OFF★送料無料 HGCH-24 ガトー・キュイ・ラビテュールバレンタイン お菓子 お返し プレゼント 楽天限定 詰め合わせ ギフト スイーツ 洋菓子 お祝い お供え 退職