2022/06/19(日)22:55
67戦目
『痛感の3連戦』
本日の広島は3-8でヤクルトに敗れました。
先発九里は2回村上に四球を与えた後、青木に2ー0からの外角高めの直球をレフトスタンドに運ばれて同点に追いつかれ、3回に村上に今度は浮いた変化球をレフトスタンドに運ばれて被弾、5回には先頭塩見に被弾、二死から再び村上に今度はライトスタンドに運ばれました。
結果的には5回を投げて6安打8奪三振2四球5失点、初回は146、7キロを計測するなど積極的に投げ込んできましたが、それ以降は140キロ前半へと落ちてしまい、やはりかつてのクリス・ジョンソンのようにその球速が維持されるのは一回り(九里の場合は一回りすら持っていないような)であることを痛感させられました。
二番手矢崎は1回を投げて4安打も打ち込まれて2失点(0:4:0、内F1)、三番手森は1回を投げて1安打無失点、比較的ゴロを打たせられる投球ができました(4:0:1)。
できればかつてのジョンソンのように右打者への内角にカットボールを投げられるようになって幅を広げたいところです。
四番手森浦は濱田に一発を浴びてて1回を投げて1安打1奪三振2四球1死球1失点でした(1:1:0、1HR)。
一方野手陣は初回に先頭野間が二塁打で出塁し、菊池がタイムリー、マクブルーム2ラン本塁打、坂倉が二塁打を打ち、石川から4安打を浴びてうち3安打は長打ですが2点にとどまります。
それ以降は石川立ち直って僅か3安打、得点も會澤の一発のみに抑え込まれてしまいました。
この3連戦は完全に力の差を見せつけられた格好となりました。
最新のホークアイをいち早く導入しており、コーチ陣もしっかりとした指導者の下で選手の育成が行われていることを感じました。
その証拠に内山も長岡、途中出場の濱田も躍動、リリーフ陣も3年目の大西が2年連続でしっかりと結果を残しています。
翻って広島の方はどうでしょうか?期待された宇草や中村奨成は未だに技術面での課題が修正されないまま、林も迷走したままです。
更に既に野球解説者からも批判されていますが、三塁手がいないからという安易な理由で正捕手になるべき坂倉の三塁起用というその場しのぎの起用でまるでチームの青写真を描けずにいます。
ちなみに中村奨成も捕手で起用されていますが、そもそも外野練習に重きを置いて捕手は一旦お預けだったはず、それを一軍に引き上げて捕手として起用するのも不可解です。
選手起用から育成まで何から何までヤクルトとの差を痛感させられました。
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